オーダーメイドジュエリー専門店 ADAM BLOG

ADAM代表の藤森です。

ここ数日、急に夏のような暑い日が続きましたが、まだ湿度が比較的低くカラッとして気持ちがいい暑さでした。

乾燥した夏といえば、南イタリア。6月に入ると、洗ったばかりのバスタオルが1時間くらいで乾いてしまうくらいの強い陽射しと青い空。
そんな代表的な南イタリアの街が、シチリア島にあるシラクーサです。

イオニア海に面した世界遺産の街シラクーサは、海に飛び出した小島にある旧市街とギリシャ時代の遺跡があることで有名ですが、世界遺産を抜きにしても、非常に美しい街です。

3年前に訪れたときは、全く湿度のない強い紫外線の中で、街並みと海が輝いていました。

 

そして、グルメの町としても有名なシラクーサ。旧市街には、活気のある魚市場があり、新鮮な魚介類が様々売られていましたが、その中でも目を引いたのがマグロ!

マグロの口に、値札をくわえさえているのがおもしろくて、帰国後、友人の切り絵作家の俊寛氏に頼んで、なんと作品にしてもらいました!

そんな思い出深い街シラクーサ。

ADAMの30周年記念で製作した、マリッジリングエンゲージリングのデザイン名になっています。
シチリアの青空のようにスッキリとしたフォルムに、月桂樹の彫りが入って少しクラシカルな雰囲気です。

(左)Pt900ペアシェイプカットダイヤモンド0.510ct ¥438,900
(右)Pt900 ダイヤモンド ¥113,400

 

ADAMオリジナルのマリッジリングには、シラクーサのほかにもたくさん思い入れのあるネーミングのデザインがたくさんあります。
是非、店頭ではデザインだけでなく、デザイン名にもちょっとだけ注目していただくと嬉しいです!

デザイン名の由来、また紹介します。

婚約指輪・結婚指輪のオーダーメイドジュエリー専門店「ADAM〈アダン〉」
TEL / FAX 03-3418-7008 10:30 〜 16:00(土曜のみ18:00まで) 水曜・日曜定休

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店長の藤森です。
ヨーロッパの出張から帰ってきました!

少し落ち着いてきたので、少しずつブログでご報告します。

今回は、イタリアのフィレンツェ、パルマ、ミラノとパリへ出かけてきました。
賞味5日間だけの滞在だったので、かなり慌しい滞在となりましたが、 ユーロ安と秋の味覚のシーズンで、仕事以外もちょっぴり楽しめた滞在でした。

さて、メインは、イタリアのフィレンツェでのジュエリー合同展「BuonAppetito!2010 ボナペティート!2010」 の出展です。

今年で、4回目となるフィレンツェでのグループ展ですが、今年は、前回までの春の開催と異なり、初めての試みで空きの一番のハイシーズンに展示を行いました。
昨年までは、イタリアで展示したのち日本に巡回展示しましたが、今年は6月に表参道にて展示を行い、秋にフィレンツェへ巡回するという順番になりました。

> 日本での展示についての記事はこちら < 今年も、会場はフィレンツェのトラットリア「ACCADIアッカディ」 です。

通常営業をしているレストランでの展示になるので、ジュエリーは壁面に展示します。
コレクションケースの中に、LEDランプを照明としてセットし、暗い店内でもジュエリーが良く見えるように工夫しています。

毎回、展示初日は、オープニングパーティーを開催しますが、
今年は少し趣向を変えて、招待形式に。


ちゃんとメニューを作り、最初は、立食で乾杯をし、前菜を召し上がっていただきながら作品を見ていただき、 その後着席で、コースの料理を召し上がっていただくという形式に。
残念ながら展示会初日にはまだ日本にいたので、パーティーに参加できなかったのですが、とても盛況だったそうでした!

 


(こちらの写真は昨年の展示の際のものです)

今回は、出展するメンバーも10名に増え、展示内容もこれまでの中で一番充実していたのではと思います。

また、お客様の反応も、日本と違って大振りなものでも、かなり常識的な反応だったり、色使いへの半網も鋭かったり、やはりとても新鮮で、刺激になるばかりでなく、とても励みになるなぁと改めて実感しました。

来年は、いよいよ5年目です。次回は、トラットリアだけでなく、ギャラリーを借りての展示も視野に入れて、メンバー一同頑張りたいと思います!

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この日曜日は、散りはじめの桜が綺麗な鎌倉へ出掛けました。
ちょうど鎌倉祭りが行われていて、天気も良くて暖かく、すごい人手でしたが、
今回の目的は、紳士靴のオーダーメイド!

鎌倉には、イタリア留学時代の盟友J氏が営む、オーダーメイドとインポートシューズ専門店の「鎌倉靴 KOMAYA」があり、その彼に初めて靴のオーダーをしに行ってきました。


「鎌倉靴 KOMAYA」
http://komaya-shoes.co.jp/index.htm
彼は、イタリアのフィレンツェで6年間修行をし、世界中に顧客を持ち、日本でも伊勢丹のメンズ館で唯一扱いがある高級オーダーメイド紳士靴の工房「ステファノベーメルStefano Bemer」で日本人ながらメインの職人の一人として働いていたというすごい経歴の持ち主。

同時期にフィレンツェにいたというだけでなく、ちょうど同い年の同級生で、イタリアから帰国後、親の代から家業を受け継ぎ仕事をしているなど、非常に共通点が多く、親友であり、作家仲間であり、悩みを共有できる貴重な経営者仲間でもあります。

今日は、オーダーメイドの最初のステップ、デザインの打ち合わせと足の採寸に。

お店の2階に構える彼の工房。イタリアから持って帰ってきた貴重な工具がずらり。

皮の見本と木型のサンプル。皮は、靴の表面だけでなく、内張り、底張り用と、計3種類から選ぶ。

最初のオーダーなので、一生モノとして、表皮にはフォーマルに使いやすいようにイギリス製の黒い牛革を選択。逆に内張りとソールには、オーダーメイドらしさを出すために、深緑の皮をオーダーしました。
次は、木型を作るための採寸。

足型を取るためのインクが仕込んである特殊な台に乗り、J氏自ら細かに測定。
靴のサイズは26センチなんだけど、実際に足を測るとなんと24.5cm!そんなもんなんだと妙に関心。

僕の足の採寸結果です。
左が魚拓ならぬ足拓!?。インクの濃さにより、体重の乗るバランスや力が入るところ、足の皮膚の硬いところまで判るらしいです。

このあと、全体のデザインを決め、各部分の縫い目のあるなしや、靴底の仕上げ、紐の種類や形状など、細かい部分の検討を行い、今日の打ち合わせはここまで。

次回は、3ヵ月後の7月に仮縫いが済んだ靴を確認にまた来店する予定です。
最終的な完成予定は9月末!フルオーダーの靴のオーダーは、約半年の時間をかけて、丁寧に手作りで造りこまれていきます。
ジュエリーのオーダーメイドと違うところもあり、似たところもあり、とても参考になります。

あー完成がすごい楽しみだ!!

 

約2時間の打ち合わせを終え、朝一番に来たけど、もうお昼時。
J氏がヨーロッパで直接仕入れてきた靴のうち、スペイン製のレザースニーカーを二足仕込みお店を後にし、J氏の同級生がやっている和食のお店へ。

和料理 日和
http://hiyori.sitemix.jp/

僕らがイタリアに行っていた時期に、ドイツの日本料理店で働いていたというオーナー料理人の沼上さんが作る創作和料理は、鎌倉で取れた野菜を使ったとても繊細な仕立てのメニューでした。

鮮やかな色彩の春野菜のてんぷら。まるでイタリア国旗のような色あわせ。

靴職人に、料理人にと、鎌倉で活躍する同級生たちに、とても刺激を受けた鎌倉滞在でした。

江ノ電のすぐ脇にお社がある御霊(ごりょう)神社に咲く八重桜がとても綺麗でした。

ちなみに買ったスニーカーはこちら↓

靴の履き脱ぎが面倒な僕は、紐なし(スリッポン)のレザースニーカーが大好きで、
紐がない皮のスニーカーに出会うたびにデザイン関係なく手が伸びそうになるのですが、
J氏のお店には、僕好みのスニーカーがいつもたくさん。全部買いたくなってしまいます。。

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お久しぶりです。店長の藤森です。

ニュースとドキュメンタリー以外あまりテレビを見ない方ですが、昨日久々にこれは面白いというTV番組が。


↑ちょうど三軒茶屋あたり!

空から日本を見てみよう(テレビ東京)http://www.tv-tokyo.co.jp/sorakara/

テレビ東京らしい、ニッチな切り口のよい番組です。
グーグルアースで一日中遊べるし、飛行機の席はもちろん窓際で(多少値段が高くなっても窓際にしてほしいと思う。逆に窓際じゃなければお金を返してほしい)、空から地上を眺めるのが大好きなのですが、まさにその欲求をかなえる番組です。

で、昨日は「246」を空から見て見よう!でした。

246の起点三宅坂から二子玉川まで、普段車で一番移動する路を空から俯瞰するのは、とても楽しかったです。

案内役の”くもじい”がNHKの教育番組のようなテンポで、しかも1時間も淡々と面白いスポットを空から案内していくのですが、NHKと違って、企業名や民間の施設がバンバンでてくるのがとても良いです。
(くもじいの声が伊武雅刀なのも個人的にはオツです)

三軒茶屋を通過したときは、ちゃーんとアダンが入っているビルも写り大満足。
へぇ~、こんな建物があの建物の裏に、等々、映像からだけでも色々発見があり。

毎週気になりそうです。
仕事とは全く関係の無い記事ですいません。。

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昨日の休業日は、桜が終わった青葉が眩しい上野へ、国立博物館で行われているカルティエ展に行ってきました。


カルティエ クリエイション ~めぐり逢う美の記憶
国立博物館表慶館 2009年3月28日(土)~5月31日(日)

それほど広くない表慶館での展示でしたが、プロダクトデザイナーの吉岡徳仁氏が監修した展示は、非常に工夫に富んでいて見ごたえがありました。
副題にある「Story of~」というコンセプトが差すとおり、カルティエのメゾン創設から脈々と続くマスターピースの数々を、それぞれの作品が持つストーリーや背景ともに紹介するという、ジュエリーをテーマとした展示会としては、ジュエリーそのものよりその周辺に焦点をあてた面白い企画でした。

ただ、それぞれのストーリーを追うと、最終的にはカルティエのブランドに引き込まれるという、タイアップを感じる(企画からして当然ですが)ところがあり、少しくどい感じもありましたが。でもいまや定番となっっている時計やジュエリーの誕生ストーリーを知ると、ムズムズほしくなってしまうのは、さすがうまいなぁと思いました。

世界のセレブリティー達がもつある意味強烈なリクエストに応え続けてきたジュエラーの歴史は、オーダーメイドジュエリーを看板にして仕事をしている自分にとって良い励みになりました。僕も頑張ります。

 

展示会の後は、博物館の中を少し散策。八重桜はまだ満開で、穏やかな日差しの中で新緑とともにとてもきれいでした。

モダンな新しい建物の法隆寺宝物館の中にある、ガーデンテラスで遅めのランチをのんびり食べて帰りました。
国立博物館の敷地にあるこの明るいオープンカフェは、景色もよくゆったりしていてかなりの穴場だと思います!


↑ランチプレートと桜色のシャンパン!

少し汗ばむくらいの天気の良い水曜日。久しぶりにとてもリラックスした時間がすごせてよかったです。

 

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