オーダーメイドジュエリー専門店 ADAM BLOG

今日はいよいよ展示会初日。

9時半からトラットリアで、搬入開始。メンバー全員で大急ぎで準備。
壁に展示ケースを提げるための釘を打ち込み、ケース内の照明をセットして、なんとか営業開始の12時までにギリギリ展示会の体裁が整い、お店のオープンと同時に展示会もスタート。


通常営業するトラットリアでの展示なので、ディスプレイはすべて壁面展示


展示のための照明は使えないので、ケースの中にLEDランプをセットして作品を照らしています
地元の料理を出すトラットリアに昼食に訪れるのは、もちろん観光客もいるが、半分近くは地元の常連客の人たち。中には、毎日食べに来る名物?!常連客も。我々も、テーブルをひとつ占領しランチをいただく。
今日は、スペシャルメニューとして、内陸のフィレンツェには珍しい生きた大きな蟹が冷蔵庫の中に3匹。
2人分のパスタにできるというので、展示開始記念に奮発。でも2人分じゃもったいないので、
パスタの量を増やしてもらい4人分近くのすごい量のパスタにしてもらう。


生きた蟹丸ごと入スパゲティー。

今年で2回目の展示となるけど、昨年はランチからディナーまでのお昼休みは、
トラットリアの営業にあわせて閉じてしまっていたのだけれど、今年はギャラリータイムとしてオープンすることに。いらっしゃっていただくお客様もその時間に来て頂くと、食事をしないでもゆっくりと展示を見ていただける。

夜はトラットリアの大部分を貸しきってオープニングパーティー。5、60人もの方にいらっしゃって頂く。
もちろん、ジュエリー関係の来場者の方も多く、メンバーそれぞれの師匠に当たる大先生方もいらっしゃるので、
みなワインは飲みながらも作品を見てもらうときは緊張。
パーティーは立食形式なのだけど、出していただいた料理は作りおきの物などなく、どれも本格的で、オープニングパーティーの料理としては素晴らしいと思う。トラットリアで展示をさせて頂く一番の利点?
とはいっても、ホスト側なので中々食べ物を口に運んでいる時間はなく、ちゃんと口に運んだのはブロッコリのリゾット。美味しい。よくこれだけ沢山の量をちゃんと芯の少し残ったいい火の通り加減で作れるなぁと関心。

結局11時近くまでパーティーはワイワイ続き、無事初日は終了。
今年も無事イタリアでの展覧会を開始することができました。

 

婚約指輪・結婚指輪のオーダーメイドジュエリー専門店「ADAM〈アダン〉」
TEL / FAX 03-3418-7008 10:30 〜 16:00(土曜のみ18:00まで) 水曜・日曜定休

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日本からエールフランスでパリで乗りつぎ、無事20:30にフィレンツェの小さな空港に到着。一年ぶりのイタリア。
早速、展示会のメンバーに電話をすると、滞在先のアパートにいると思いきや、トラットリアでまさにこれから夕食を食べるところだという。え?何でこんなに着くのが早いの?って・・・。ちゃんと時間通りだよ。

このままアパートに向かっても誰もいないし、というより鍵もないから入れないし、仕方がないので大きな荷物を抱えたまま、空港からタクシーでポンテベッテキオのそばのトラットリアへ。
「オステリア・チンギアーレビアンコ」。チンギアーレはイタリア語でイノシシ。いろいろな工房がひしめく職人地区にある古いトラットリア。

もうメンバーはすっかり食べ始めていて、僕はお店の名前どおりにイノシシのパッパルデッレ(平打ちの幅広パスタ)を注文。
日本からの長旅だし、日本時間ではとっくに真夜中どころか朝方なので食欲がなかったけど、一口ワインを飲み始めたら、急に食欲がわき、一年ぶりのイタリアで食べるイタリア料理に、ああやっぱり旨いなぁと、ペロリと平らげる(写真撮り忘れた)。ワインもたくさん飲む。

食後のエスプレッソが旨い。水が違う。香りが違う。アー旨い。

アパートについたのは結局11時ころ。もうちょっと飲みたいねという話になり、ワインを求めて外に出るがもう辺りのお店はすっかりしまっていて、仕方なくちょっと歩いた深夜までやっているピッツェリアにいき、飲み物だけを買うわけにもいかず、食べたくもないピザとワインとビールをテイクアウト。飲み始めるとメンバーの最後の一人がようやく到着。無事日本からの参加メンバーは全員集合。しばらく飲んで雑談し、2時ころ就寝。日本出発前もほぼ徹夜で、飛行機の中もいろいろやっていたので、ぐったりと寝る。

翌日は朝から早起きして明日からの展覧会の準備。
以前留学時代に通っていた学校の教室をお借りして、ディスプレイ作業を行う。
今回のイタリアの展示会も昨年と同様、トラットリア(小さなレストラン)の壁面を使用して行う展覧会のなので、壁面展示用のガラスケースの中に作品をディスプレイする形式。
お昼には、会場となるトラットリアACCADI(アッカディ)へ打ち合わせがてらランチに。
このトラットリアは、フィレンツェのトラディショナルな料理をリーズナブルに食べられる小さなレストランで、
早速サルチッチャ(イタリアの生ソーセージ)と赤ラディッキオ(チコリより少し大きい野菜)のペンネをプリモに食べる、肉感のあるほぐしたソーセージをさっぱりとしたトマト味の仕上げでとても美味しい。

セコンドは軽めにカルチョーフィ(アーティチョーク)のサラダを食べる。パルミジャーノチーズのスライスとルッコラを一緒に食べるのだけれど、鮮やかな香りの素材をそのまま組み合わせてシンプルに食べるスタイルが、日本では食べられないイタリア料理の典型だなぁと思いながら堪能。旨い。

午後からずっと展示の準備、夜7時まで学校の教室をお借りして、その後はアパートに戻り作業を続け、スーパーで買ってきた生ハムをつまみながらビールを飲みつつそのまま結局晩御飯も食べずに準備。3時頃ようやく就寝。

いよいよ明日展示初日だ!

 

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代表の藤森です。

定休日の7/11水曜日、友人Sと日帰りで鎌倉へ。

先日久々に飲んだ際に、澁澤龍彦の古寺巡礼という本が話題にのぼり、京都や奈良も良いけど、鎌倉も非常に良いという話になり、いざ鎌倉とばかりに二人で休みを合わせ早朝から鎌倉へ。

散策は、朝の北鎌倉から。
まずは駅の目の前の円覚寺 へ。
おそらく小学校の遠足以来の訪問。円覚寺は、漱石も参禅した臨済宗の禅寺で、座禅会なども頻繁に行われている。
小雨が降る朝の鎌倉は、何より静かで、空気が気持ちが良い。鎌倉独特の岩肌に囲まれた境内をのんびり歩く。

次に向かったのは、S推薦の東慶寺 へ。こちらは、円覚寺と対を成す尼寺で、駆け込めば離縁できるといういわゆる駆け込み寺として有名。
美しい山門へ続く階段を上り、境内へ。
降ったり止んだりの小雨の中を、ゆっくり歩いて廻る。境内の奥は墓地になっていて、和辻哲郎や鈴木大拙の墓などがあり、とても手入れの行き届いたお墓が非常にすがすがしく気持ちが良い。
平日の朝のためか、鎌倉のいたるところに雨の中庭師が仕事をしていたが、クリエイティブな仕事でかつ大きな必要があり、非常に数少ない”報われやすい仕事”だなぁ、などと勝手なことをSと話す。
岩肌には、岩タバコの葉が綺麗に茂っていたが、その花は非常に上品で美しいらしい。
(お寺のブログで四季折々の花の様子を紹介していてそちらに写真 がある。)

東慶寺 には、本堂の奥の小さなお堂に、水月観音という鎌倉時代の仏像があり、拝観予約をSがあらかじめしていてくれ、約束の11時に、個人宅でもある社屋の入り口のあけ、声をかけると中からとても品のよさそうな女性が現れ、我々を水月観音が奉られている水月堂へ誘ってくれる。

対面した水月観音は、高さ40cmほどの小さな木彫の坐像であったが、その姿と表情は非常に妖艶で、水面に写るとらえどころのない月を見下ろすその視線は、正面から見ると非常に優しいのだが、視線の先から見上げると、一見厳しく、見続けていると妖しく、エロティックな感じさえしてくる。
視線の豊かさや、ボリュームのある唇、蓮の花を持つ指先の表情、つま先だけ顔を出した体を包む衣のひだの柔らかさはなど、ミケランジェロ真っ青の表現力だと思う。艶やかで優しい観音様にじっくり魅入ってしまった。

予約をしていてくれたS、ゆっくりと拝観をさせていただいた東慶寺の女性の方(おそらく上記のブログを更新しているおかみさんではないかと思う)、とてもよい時間が過ごせました。ありがとう。

その後は、川の流れる紫陽花が綺麗な「あじさい寺」明月院 へ。紫陽花は、とっくに季節を過ぎたけど、まだいくつか綺麗に咲いていて、タンザナイトのような青みが強い紫色の紫陽花が美しい。

明月院を訪れた後、臨済宗の総本山建長寺へ。建長寺は、規模が大きく男性的で、ここまでしっとりとした風景から急に現実に引き戻された感じがする。境内一番奥、山の上にある半僧坊も少し現世利益の開き直りを感じて、少し興ざめする。

雨は、少し強くなったが、このまま入り口まで帰るのも癪なので、半僧坊から鎌倉の山へ入っていく「天園ハイキングコース」へ進む。今日は雨で、かなり本格的に山の中を進む人などいるわけもなく、つるつるすべる岩やドロドロの道を、全然ハイキングムードがない二人(僕なんて、革のスニーカーに、革の手提げカバン。。)が無茶して進む。土砂降りになったら軽く遭難できそうだねと冗談を言いながら、顔は真剣かつ大きく後悔。
40分程度で無事、覚園寺の脇まで抜けられたけど、鎌倉の山の中は、古い森の中に岩を掘り抜いた祠だらけで、つまり墓地の中を進んでいる薄気味悪さも手伝って、非常に長く感じた。

山から出てきたらもう2時。早くお昼が食べたいけど、二階堂あたりの静かな住宅街にあるお店は大抵ランチは2時まで。空腹のまま、鎌倉らしい路地を歩き、お店が開いてそうな小町通を目指す。

これまたSのお勧めで、名物カレー店のキャラウェイ へ。あとで調べてみたら、普段はいつも行列が出来ているらしいが、今日は、雨&既に3時過ぎということで、全く並ばず、むしろ空いている店内へ。
鶉の卵が入ったエッグカレーを食べる。まろやかで美味しい。以前カレーの会なるものを結成していたというSは、やたらと福神漬けを食べている。

カレーを食べたあとは、鎌倉駅の反対側、御成通りのほうへ。ここに、オーダー靴専門店「鎌倉靴コマヤ」があり、ここの2代目の社長は、僕と同い年のフィレンツェ留学時代からの友人で、フィレンツェの老舗高級オーダー靴店ステファノベーメルで修行をしていたJ君だ。
今日はあいにくすれ違いで彼は東京に行っているらしく再会は出来なかったが、彼がヨーロッパで直接買い付けてきたスペイン製のスニーカーを購入。横着な僕は、靴紐のない靴が好きで彼のチョイスはぴったりなのだ。
さて、今度は江ノ電にのる。

長谷まで行き、そこから歩いて御霊神社 へ。江ノ電の線路をまたいで入る境内は、とても親近感の沸く静かで小さな神社で、幼いときに遊んだような錯覚を覚える。長谷のあたりは、江ノ電が民家の軒下に迫り、線路内立ち入り禁止どころか、線路を走って駅までたどり着き、そのまま電車に飛び乗る少年の姿がとてもうらやましい。鎌倉育ち。
そのまま海岸に出て、稲村ガ崎まで海沿いを歩く。雨空の荒れた海にたくさんのサーファーが出ている。僕は海の塩っぽさがルーズな感じがするので、海のそばで暮らす想像をしたことがないが、両親がサーファーの家に生まれた子ならばやはりサーフィンをするのだろうな、とまた勝手な話をして風の気持ちよい夕方の海沿いを歩く。

最後の訪問地は、極楽寺 へ。小さな小川が流れる極楽寺駅の脇を通り、桜橋を渡った駅のそばにぽつんとある極楽寺。残念ながらもう時計は5時半になり、拝観はできず。でも藁葺きの山門から覗く境内はひっそりと静か。また来よう。

6時を過ぎ、少しずつ日も傾いてきて、おなかのカレーもこなれて来たので、今日の晩飯どころへ。
極楽寺から腰越まで江ノ電に乗り、すべて腰越漁港で取れる地魚専門店「しらすや」 へ。
名物は、取れたてピカピカの生しらす! が、今日は時化により、水揚げがなく、残念ながら生しらすはないとのこと。。。う~ん無念。
でも、そのほかにも旨い魚がたくさん。
刺身、煮魚、タタミ、釜揚げしらす丼など堪能。


刺身。このめちゃくちゃ長い嘴を持つ魚は、太刀魚に似た白身魚で、身がしっかりしているけどくせがなく美味。名前を失念。


カサゴの姿煮。頬の身までとろりとおいしい。

旨い魚とビールで話も弾み、結局10時過ぎの閉店時間まで、4時間近くお邪魔する。

お店を出て、深夜の江ノ電にのり、大船経由で品川に着いたのはもう深夜12時。
あいにくの天気と思いきや、小雨交じりの鎌倉は、非常に表情豊かで、むしろ一番鎌倉らしい優しい風情を感じられるかもしれない。とても充実した一日でした。

日帰りでも十分すぎるほど堪能できる鎌倉。忙しい人ほどお勧めです。どうぞ平日の雨の日に。

 

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代表の藤森です。
お店の業務とは無関係に(たまには業務といいながら)、隙を見てはフラフラと彷徨っています。

今回は、京都の相国寺で、昨日6/3まで行われていた特別展、「若冲展 ~釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会~」に行ってきました。
ここ1ヶ月あまり、虎視眈々と京都行きを狙っていたにも拘らず、なかなかお店を空けることが出来ずに諦めかけていた展覧会最終日の前日の土曜日の夜、日帰りを決意して、早起き厳禁?!のグータラな体をたたき起こし、朝6時に三軒茶屋を出て京都へむかいました。

昨年上野で開かれたプライスコレクションの若冲展をあれよあれよと見逃してしまったが為に、何とか見ておきたい、そして京都で美味しいモノを食べたい、との思いで、早朝に東京を飛び出し9時にはもう京都駅到着。
まっすぐに相国寺へ。10時開館に間に合ったとおもいきや、既にものすごい長蛇の列。少し覚悟はしていたけど、列の最後尾に付き、本を読みながら待つことなんと2時間。キャプテンEO以来の待ち時間に少し足元がクラリと来たけど、漸く正午頃、館内へ入場しました。

館内は、2つの展示室に分かれていて、まず第一展示室が、若冲のごく初期の作品と、鹿苑寺を飾っていた水墨画の襖絵の連作が展示されていた。
「葡萄図襖絵」
どんどん塗り重ねていく足し算の油絵と違い、潔くかつ繊細に描かれた若冲の水墨画は、細い墨の濃淡で切り取られた白地の存在感が当に引き算の美学で、色々と見渡す必要もなく、とても心地のよい気分に。

第一展示室を出ると、また行列。入場制限により、牛歩状態で待たされ、漸くメインの第二展示室へ。
元々若冲が生前に相国寺に寄進した釈迦三尊像の3作(現在も相国寺が所有、展示)と動植綵絵全30作(維新後皇室に献上、現在宮内庁所有)が、120年ぶりに33作一同に展示されると言う大きな企画。この展示室自体が、20年前にいつの将来かに、33作を展示するためにあらかじめ設計し建築したと言うかなりの気合の入った企画展なのだが、いざその展示室に足を踏み入れる。中は満員電車のような混雑。でも、全面に広がる景色はまさに壮観。

雄鶏や鳳凰、昆虫や両生類、魚、蛸、鳥、そして様々な季節と植物をモチーフ。とても自然への愛着を感じ、また明快な線で自由に描かれた動物たちは、見ていて単純に楽しくワクワクする感じ。灰茶色(光沢のない金色?)の下地に描かれると、赤と緑と言う若冲らしい補色の強い対比だけでなく、わずかな青色やそして何より白色がとても効果的に目に入ってくる。
絵画と言うより、グラフィック作品。当にポスター向きでポップ。江戸中期のセンスが、特別な仕掛けや注釈を不要に現代のニーズに見事にリンクしたと言う感じ。なので若冲ブームが一段落し、ミーハーによる誇大評価と揶揄されはじめているのも、むしろ非常に納得がいくくらい。
会場を出たのは結局午後二時。
狙っていたランチスポットも、既にランチタイムは終了。時間の節約もかねて、出町柳の学生街にて昼食。
そのまま、京阪電車に乗って洛南、深草駅へ。
向かうのは、伏見稲荷の脇の山にある、石峰寺。ここは、若冲が晩年を過ごした寺で、若冲がデザインし発注製作したという、釈迦の一生を表した石仏群「五百羅漢」があると言うことで、短い日帰り観光の後半の目的地に。

石峰寺五百羅漢についての詳しい解説が載っているサイト↓
http://www1.kcn.ne.jp/~yosikatu/rakan5.htm


石峰地の門。ちょっと中国風のオリエンタルな意匠が景色にアンバランスでいい塩梅。


境内の柵。モチーフは古典的だけど、使われ方がとてもモダン。


石仏。釈迦誕生から涅槃までがストーリ仕立てで500体ほど山の中に並んでいる。

澁澤龍彦の古寺巡礼と言う紀行本が訪れたきっかけだったのだけれど、森の中の石仏たちは、とても優しくフレンドリーでちょっとテーマパークのような感覚。
石峰寺をあとにして、京都郊外ののんびりとした路地をフラフラと散歩。どこまでも赤い鳥居が続く景観で有名なお稲荷さんの総本山、伏見稲荷の中腹へたどり着く。


京都殺人ミステリー 的な風景?!

しばらく鳥居をくぐりながら山を登り、数奇屋風の御茶屋でビールと蕨餅で休憩。

時間を見るともう5時。帰りの新幹線は8時発。
京阪電車で四条に戻り、鴨川を渡り先斗町へ。
フラフラと美味しそうで高くなさそうな、割烹風の居酒屋へ。

まだ時間も早いので客は少なく、ゆっくりと美味しい料理を食べながら冷酒を2合。
板さんに、日帰りで京都はもったいない、と散々言われる。
最後に湯葉のおかゆに黒七味をかけて食べたところでタイムアップ。
あわてて京都駅へ。

デザートを食べられなかったので、駅の伊勢丹でマールブランシュのケーキを買いこみ、
あわてて新幹線に。
ほろ酔い加減ですぐに爆睡。あっと言う間に品川。

11時には帰宅。マールブランシュの鳴門金時モンブランを食べ、
買って来た展覧会の画集を眺めながら寝る。

満足。いい一日でした。
日帰り京都は、確かに交通費が考えたくないくらい高いのだけれど、
夜泊まることを考えなくていいから、荷物もいらないしホントに気楽。

次回は、日帰り桂離宮をこっそりと計画中です。

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