[filumのお話 お仕事やお店の日常 最新のお知らせ ADAMオリジナルジュエリー]3月の営業日のお知らせ
こんにちは、スタッフの重田です。
今年も長かった冬との戦いが終わろうとしています。
昨日は外の陽気はまさしく春。コートなしでも出かけられることに驚きました。
花屋さんにミモザやチューリップが並び始め、明るい配色に気分も上昇します。
さて、アダンは今月も通常営業です。
写真はシンガポールの店舗での人気コレクションのSelene/セレーネ。
ペアシェイプカボションカットのムーンストーンとダイヤモンドの組み合わせ、みずみずしい輝きを持つジュエリーです。
3月はアダンと同店舗内の姉妹ブランドfilumのリメイクフェアを開催します。
filumはリメイクは通常行なっていませんので、今回のリメイクフェアでは、お持ちのルースやジュエリーを使って、filumのデザインアイテムをご提案させていただく期間限定のイベントとなっております。
気になる方はこちらからお問い合わせくださいませ。
4月に向けて、お直ししたいジュエリーなどもアダンにお気軽にお問い合わせください。
[アトリエ製作現場 ルース(裸石) 最新のお知らせ]【アトリエ制作風景】レインボームーンストーンのペンダント
アダンスタッフ久保田です。
昨年の誕生日に何か記念になるものを、と思い立ち誕生石のペンダントを作ることにしました。
6月生まれの私はパールかムーンストーンが誕生石です。
日本の6月、梅雨の時期にぴったりの優しい雰囲気でどちらも大好きな宝石です。
今回はレインボームーンストーンでペンダントを作ることにしました。
ツーソン買い付けで出会ったレインボームーンストーン、その名の通り虹色のシラーが美しいルースです。
角度によってブルーやピンク、オレンジなど様々な色が現れます。
ルースのままで眺めていても十分楽しいのですが、身に着けられるようにいざ加工開始です。
シャンパンゴールドの線材を切って曲げて、ロー付け(溶接)していきます。
ゴールドは素材の特性としてバネ性があるので、火を当てると曲げた部分がぐにゃんと反発して変形するため、この工程は難しかったです。
微調整しながら徐々に形を組んでいき、ちょっと間の空いた部分があったので寄り線を追加することに。
すべてのパーツを組み上げたら最後の難関はそう、石留めです。ドキドキします。
まずは動かないように台座に固定します。
少しずつ爪を倒していき、、なんとか無事に石留めができました。
途中、3分くらい呼吸が止まっていたのではないかというほど集中していました。
あとは仕上げをしたら完成です。
時間はかかってしまいましたがなんとか形になりほっとしています。
誕生石のジュエリー、大切に使いたいと思います。