[お仕事やお店の日常 季節のお話]11月の営業日のお知らせ
こんにちは、すっかり暑さはすぎてゆき、秋らしい晴れのお天気が続いていますね。
10月はみなさまADAMセールにご来店いただき誠にありがとうございました。
今ではなかなか見られないダイナミックな石使いのデザイン、楽しんでいただけていたら幸いです。
11月のアダンは通常営業となっております。
11月ともなると年末を感じざるを得ません。
年内にお直しをしてしまいたい!というジュエリーがございましたらお早めにご相談くださいませ。
先日少しお休みをいただいて北海道へいってきました。
最低気温4度とすっかり寒く、紅葉は真っ赤に染まっていましたので写真を撮ってみました。
東京もすこしずつイチョウが黄色く、落ち葉も目立ってきましたね。
みなさまどうぞ今年の冬も暖かくしてご自愛くださいませ。
[海外仕入旅行記]アリゾナ州ツーソンで行われる世界最大のジェムショーに買い付けに行ってきました
アダンスタッフ久保田です。
先月アリゾナ州ツーソンで行われたジェムショーに買い付けに行って参りました。
ツーソンといえば巨大サボテン、今年も堂々と会場前に鎮座しておりました。
一体何メートルにまで成長するのでしょうか。
ジェムショーが開催されるこの時期は町中にテントやホテルの一室を使ったポップアップ会場がたくさんできあがるのですが、
中でもひときわ大きくメインとなるテント会場がこちらのGJXです。
アメリカ以外の出展社さんが多く、中南米や世界各国からのルースが集まります。
きれいなルースたちが所狭しと並んでいます。
宝石のキラキラと強烈な照明のせいで目をつぶっても残像が残りそうなほどの迫力があります。
照明の元では段々と色味が分からなくなってしまう時もあるのでそんな時のとっておき技は、、、
外に出ます。
なんとトレイごと会場外への持ち出しをさせてくれるブースが多いのです。
会場外には同じように自然光でルースをじっくり見ている人がちらほら。
隣に座っている人同士で「これどう思う?」という会話が始まることも多々あります。
そうこうして今回買い付けたルースを少しですがご紹介いたします。
こちらはつるんとしたトルマリン。
カボション面を上にすると、うるっとした中にもきらりとした輝きがあり魅力的なルースです。
こちらはデュモルチェライトインクオーツ。
ほんのりした青みが涼しげで、クオーツに閉じ込められた結晶の様子はまるでスノードームのようです。
こちらはスモーキーなグレーダイヤモンド。
大振りで質のいいものが見つかったのでジュエリーにお仕立てするのが楽しみです。
他にも色々なルースを買い付けて参りましたので、これから新作作りに励みたいと思います。
どうぞみなさまお楽しみになさってくださいね。
[季節のお話 最新のお知らせ 芸術・文化活動レポート]【イタリア旅行記】イタリア側マッターホルンを望む絶景の湖、Lago Blu
アダンスタッフ久保田です。
急に夏本番の暑さになりましたね。
本日は少しでも気分が涼しくなるように爽やかな写真をご紹介します。
イタリア北部、スイスとの国境にほど近い場所に小さな湖があります。
その名は「Lago Blu」イタリア語で「青い湖」という意味の名前を持つ湖です。
この看板が素朴でなんともかわいらしいですね。
入口をくぐるとすぐに湖に到着します。
ただただ美しいです。
10分ほどで徒歩でぐるりと散歩できてしまうほど小さな湖ですが、
水の透明度がとても高く泳いでいる魚がくっきりです。
ピクニックしたり、日光浴したりとみんなのんびり過ごしているとてものどかな湖。
そんな湖が一躍有名になったのは一枚の写真がきっかけだそうです。
そちらを真似して撮影してみた写真がこちらです↓↓
なんということでしょう!
逆さ富士ならぬ、逆さマッターホルンがくっきりと湖面に映っています。
波が立っていない瞬間にシャッターを切ればこの通り。
我ながらポストカードのような写真が撮れて感動でした。
水面の色と湖面に映し出された空や木々などの色が複雑に混ざり合いとてもきれいで、
思い出したのはこちらのピアス。
K18シャンパンゴールド ブルートルマリンピアス
トルマリンのニュアンスのあるブルーが美しい一品です。
グリーンがかって落ち着いたブルーに凛とした大人っぽさを感じます。
店頭には在庫していない場合もございますので、
ご興味をお持ちいただけましたらぜひお気軽にご連絡くださいませ。
[ジュエリーリフォーム フルオーダージュエリー 最新のお知らせ]【リメイク加工】フクリン石座でひっかかりのないリング加工
アダンスタッフ久保田です♪
本日はリメイクのご紹介です。
昔なつかしのちょっと高さのあるリング、「思い出のリングだし石は気に入っているんだけどデザインが少し使いづらくて…」というご相談をよくいただきます。
今回はそんなリングを普段使いしやすい「ひっかからないデザイン」にリメイクのご紹介です。
高さのあるプラチナの台座から石を外し、シャンパンゴールドの上品かつかわいらしいリングに生まれ変わりました♪
石の向きをタテからヨコに変更し、石座はぐるりと囲ったフクリン留めに。
なるべく高さを抑えてセッティングしたのでひっかかりもなく普段使いにぴったりです♪
参考加工代金
K18CG リング加工 ¥68,000~(ダイヤの有無やボリューム感によって前後いたします)
素材はもちろんお好みでお作りできますのでまずはご相談だけでもお気軽にどうぞ♪
[季節のお話]【イタリア旅行記】エルバイトが発見された島、エルバ島
アダンスタッフ久保田です♪
数回に分けてお伝えしているエルバ島の旅行記、今回はジュエリーショップらしく宝石についてお話します!
<前回までのブログはこちら>
エルバ島ってどんなところ? http://www.adam.co.jp/blog/?p=12219
エルバ島の絶景ポイント、ナポレオンのプール http://www.adam.co.jp/blog/?p=12726
エルバ島のビーチはこんな具合にたくさんの鉱物が混ざり合った砂浜です。
様々な種類の鉱物が産出される島とあって、お土産屋さんにも石を使ったお土産物が並んでいます。
Porto Marina di Campoという港沿いの繁華街にもたくさんのお店があり、しかも夜遅くまで営業しているお店の多いこと!
さすがリゾート地です。
6月はまだ完全なオンシーズン前にも関わらず、22時頃まで空いているお店がたくさん。
みんな夕食後にジェラートを食べたり、お散歩したりして過ごしていました。
さて、暗闇でひときわ目を引くこのネオンのお店、なにやら石がごろごろとディスプレイされてます。
中には水晶の原石だったり、天然石のアクセサリーなど見ていて楽しいものがたくさんだったのですが、、見つけてしまいました!!
エルバ島の鉱物標本!!
もちろん自分へのお土産に購入しましたよ~♪
たしか20ユーロ程度で価格も良心的でした(^^)
さて、エルバ島が鉱物豊富な島であることはお分かりいただけたかと思いますが、最後に一つ重要なことをお知らせします。
それはなんと……宝石「エルバイト」はここエルバ島で最初に発見されたのです…!!
何を熱くなっているんだ、という感じですよね。
分かります、私も最初はピンと来なかったのです。。しかしですね、なんとこのエルバイト、みなさんのよーーーく知っている宝石なんです。
例えば、この手前の二つとか、、
このバイカラーが特徴的な石、、
そうなんです…!!みなさんご存知、トルマリンです!!
トルマリンといっても様々な種類があるのですが、宝石質のトルマリンのほとんどがこのエルバイトに分類されます。
ルベライトトルマリン、インディゴトルマリンなどなど、ジュエリーになっているトルマリンはほぼこちら、エルバイトです。
発掘されたエルバ島にちなみ、エルバイトと名づけられたそうですが、実際に島で産出される量はとても少なく、博物館の展示品としてはともかく、宝石として市場に出回ることは現在ではないようです。
旅行前になんの下調べなく「海~♪おいしいお魚~♪」とバカンス気分で島へ渡ってしまった私はこんなに大事な情報を、最終日にホテルをチェックアウトするとき鉱物博物館のパンフレットを見て気がつくという救いようのない詰めの甘さ。。愕然といたしました。
ま、まあ、でも日中は外で遊ぶのに忙しくて時間がなかったからどっちみち行けなかったかな~、
と気持ちを落ち着かせようにも、パンフレットの裏には開館時間が夜の22時半までと書かれているではありませんか…悔やんでも悔やみきれません(T_T)
次回こそは必ずやエルバイトに会ってきたいと思います!