[最新のお知らせ 芸術・文化活動レポート]「㊙︎展」に行ってきました
こんにちはアダンスタッフの重田です。
先日六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「㊙︎展 めったに見られないデザイナー達の原画」に行ってきました。
この展示は日本デザインコミッティーに所属しているデザイナーの原画を集めたもの。
デザイナーたちの発想の原点となる、「原画」の展示を中心に、分野ごとにスケッチ、模型、日記にわたるまで幅広いジャンルのデザイナーたちのあたまのなかを覗くことができる展示です。
㊙︎展は大きな映像空間から始まります。おしゃれそうなおじさんが一心不乱にシャーペンを動かしている映像。針金をぐにぐに曲げるおじさんは見るからに只者ではない気迫を感じます。
日常にあふれる、ロゴデザインやお菓子のパッケージまで誰しもがお世話になっているデザインがどうやって作られたのか、走り書きから丁寧に作られた模型まで様々な展示が構成されていました。
デザインにあまり明るくないわたしでも、あ、ここの銀行めちゃくちゃ使ってる、ここのお菓子だいすき!など知っているもの・使っているものだらけ。
この展示はデザイナーひとりひとりの「過程」を長く大きな展示台一面を使って構成されており、流れるように見ることができます。
まさに生活はデザインに溢れている、と改めて気づかされました。
ひとりひとりの仕事の過程、考えのまとめかたは真似したい!と思うことも多く、仕事や日常生活の質をあげるヒントをくれたように感じました。
著名なデザイナーの仕事が集まるおおきな展覧会、みなさんも覗かれてはいかがでしょうか。
[最新のお知らせ 芸術・文化活動レポート]イタリア・サルデーニャ島の線細工 Filigrana Sarda
アダンスタッフ久保田です。
以前訪れたイタリアのサルデーニャ島で出会った伝統技法の線細工ジュエリーについてご紹介します。
その名はFiligrana Sarda フィリグラーナ・サルダ
Fili=線とGrana=粒、線細工と粒金の技法で作られたジュエリーを意味します。
この写真は私がほぼ衝動買いでお持ち帰りしたシルバー製のピアスです。
もう少し寄ってみましょう。
繊細な線細工です。
こちらはフープピアス。
心なしか古代文明を彷彿とさせるデザインです。
どちらも気にいっているのですが、さすがは海外製のピアスでどうもポストが太いのです。
使いやすくなるようにプチリメイクしようかなと企んでおります。
最後にフィリグリーをイメージしたADAMのオリジナルジュエリーをご紹介します。
ローズカットダイヤモンドの瑞々しい輝きが大人な雰囲気のペンダントです。
アトリエに持ち出している場合もございますのでご興味をお持ちいただけましたらぜひお気軽にお問合せくださいませ。
[最新のお知らせ 芸術・文化活動レポート]【三軒茶屋ランチ情報】KINKA sushi bar izakaya で炙り寿司ランチ
こんにちは、アダンスタッフの中井です。
本日はアダンのアトリエからすぐ近くに新しくできた
KINKA sushi bar izakayaさんのご紹介です。
前回重田が紹介していたCaze uzumakiさんの目の前に
今年の5月にオープンした
カナダ発の逆輸入のお寿司屋さん。
外国のお寿司屋さん…………??
と疑心暗鬼で暖簾を潜りました。
カナダ人のデザイナーさんが設計したという落ち着いたすっきり和モダンの店内、
奥に個室、手前にはカウンター席が充実していてお一人様も気軽に足を運べます。
炙り寿司のアブリシャスをオーダー。
アブリ+デリシャス=アブリシャス
という造語だそうです。
特に、トロサーモンが香ばしく炙られたマヨネーズと一緒に
口の中でとろけてとっても美味しかったです。
疑ってすみません!
その日は、とても暑い日。
予約のお客様でいっぱいだったので、
外で待つ方も出てくるほど人気でした。
テイクアウトで訪れる方もしばしば。
このお店の意外な名物が今大人気のタピオカドリンクなのです。
お店のモチーフのちょうちんあんこうのイラストがなんとも可愛く、
カナダ産のメープルシロップを使用しているという小技の効いたこだわり。
今度は、タピオカテイクアウトしてみようと思います。
*******
KINKA sushi bar izakaya 三軒茶屋
address:東京都世田谷区三軒茶屋2-15-6 プラスキューブ三軒茶屋B棟1階
tel:03-6450-9707
[最新のお知らせ 芸術・文化活動レポート]「塩田千春展 魂がふるえる」にいってきました
こんにちは、アダンスタッフの重田です。
先日、森美術館で開催されている「塩田千春展 魂がふるえる」に行ってきました。
写真OKの作品が多数あったのでそちらも交えてお話します。
塩田千春の作品展を初めて見たのですが、感覚としては見た、というより感じたという方が正しい気がしました。
ポスターにもなっている、「不確かな旅」。
何万、何千と折り重なる糸は、まるでいきもの。
鉄でつくられた船は枠線しかなく、大量の糸がそこに吸い込まれていくかのようでした。
船が糸をひっぱっているのかと思いしゃがんで床との設置面を見るも固定されている感はなく、
同じだけの引力が感じられます。
これらの赤いかたまりは確かに一本の毛糸から始まっていました。
近寄ると密度まで計算された糸の集合体に圧倒されます。
繭の中に閉じ込められたかのような不思議な感覚。
展示の序盤にこの作品はありますが、進むにつれ濃度は濃くなってゆきます。
塩田千春の考える「不在のなかの存在」。
一見すると芸術だからこちらにはわからないと振り切ってしまいたくなる言葉ですが、
進むにつれ、キーワードが提示され、不思議と意味が伝わってきます。本当に不思議。
魂はどこにあるのでしょう。
その問いについて考えさせられる貴重な体験でした。
作家名/作品名:塩田千春《不確かな旅》
この写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。
塩田千春展:魂がふるえる
HP https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/shiotachiharu/
[最新のお知らせ 芸術・文化活動レポート]「トルコ・トカットの木版《バスク》」のワークショップに行ってきました
こんにちは、アダンスタッフの中井です。
アトリエの目の前にあるキャロットタワー。
その3階にある生活工房にて、「トルコ・トカットの木版《バスク》」展が開催されていましたので、
足を運んできました。
サイトはこちら
バスクとは、スカーフなどの布地に木版でハンドプリントをする手工芸のことで、乾燥させた菩提樹の木を特殊な道具で手彫りし、その木版にインクをつけ、布に押して制作される。
***
スカーフづくりのワークショップに参加しました。
丁寧に布地に押します