オーダーメイドジュエリー専門店 ADAM BLOG

ADAM代表の藤森です。

2013/10/11~15に、シンガポールで行われた「Singapore Jewel Fest 2013」への出展が無事終了しました!

http://www.singaporejewelfest.com/index.php
(公式サイト)

今年7月に、主催者より参加の依頼があり、出展を決めてから3ヶ月、ずっと大きな期待と不安を抱えて準備を進めてきましたが、なんとか予想以上の成果を残すことが出来ました。

何回かに分けてブログにて展示会の様子をお伝えしたいと思います。

今回は展示会の紹介と、設営したブースの様子をお伝えします。

シンガポールジュエルフェストは、シンガポールのショッピング中心街である「オーチャード通り」、銀座と表参道を足したような界隈にあるシンガポール高島屋前の広場に、体育館ほどのテントによる大きな特設パビリオンが作られ実施される展示会で、今年で11回目の開催になります。

ファッション系のイベントを多く手がける主催者がセレクトした70程度のブランドが、イタリアを中心としたヨーロッパ諸国、アメリカ、香港、地元シンガポールから集まり、ADAMはその中の数少ない日本ブランドとして出展しました。

設営したブースの様子です。
ブランド名は、今回の展示会から海外展開用のブランド「FUJIMORI」 として出展しました。

http://fujimori1970.jp (海外向けのFUJIMORI公式サイト)

「ADAM」は、「FUJIMORI」が日本で唯一直営しているフラッグシップ店という扱いになっています。
この、”日本にお店を持っている”というのは、シンガポールなどの東南アジアでは非常に大切なブランド性で、
出展中も何度となく日本にお店があるのか?ということを聞かれます。
シンガポールのデパートに駐在する友人の話では、ご当地感として非常に有効で、日本にお店を持つブランドが出展するというのは、「パリのチョコレートやさんから本場のパティシエが来た」という感覚に近いのだそうです。

今回新しく制作した「FUJIMORI」のロゴマークは、中華系の方が多いシンガポールで、縁起がよいとされる赤をベースに、少し日本の伝統色を意識した赤色にしました。陳列ケースも、一番正面のケースは赤色のステージにしました。

高さのあるハイケースには、これまでの受賞作品をメインに、FUJIMORIのアイコンとなるジュエリーを展示しました。

出展ブランドの中でも、クオーツやトルマリンといった半貴石をメインにしたデザインのコレクションがあるブランドが少ないようで、こちらのケースはとても目を引いていました。

会場では、「ジェムストーンを世界中から直接仕入れて、石に合わせて一つ一つデザインを行い、日本の東京で、全てハンドメイドしている」、ということを丁寧に説明すると、非常に反応が良かったです。

またシンガポールでは、デザイナージュエリーというカテゴリー自体が、まだまだあまり一般的でないので、デザイナーがブースに立って直接販売しているということがとても珍しがられ、様々会話も盛り上がって嬉しかったです。

次回は、展示会のイベントの様子を中心にお伝えします!

婚約指輪・結婚指輪のオーダーメイドジュエリー専門店「ADAM〈アダン〉」
TEL / FAX 03-3418-7008 10:30 〜 16:00(土曜のみ18:00まで) 水曜・日曜定休

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ADAM代表の藤森です。

今週、2013年10月11日から15日の日程でシンガポールで開催されるジュエリーショー「Sigapore Jewel Fest 2013」に、出展します。

http://www.singaporejewelfest.com/index.php

7月にマリーナベイサンズで行われた「Singapore International Jewelry Expo (SIJE)」に引き続いてのシンガポールでの展示会になりますが、今回はシンガポールの目抜き通りオーチャード通りにあるシンガポール高島屋の正面広場に設置される特設パビリオンで行われ、一般のお客様向けのジュエリーショーで、かなり華やかな展示会になります。

前回までは、社名で出展していましたが、今回の展示会よりADAMの海外向けのブランド名「FUJIMORI」で出展いたします。

http://fujimori1970.jp/ <FUJIMORIの公式サイト(英語)>

http://www.singaporejewelfest.com/fujimori_first.php <ショーのブランド別ページ>

今回の展示会へ向けてデザインした新作や、これまでの受賞作、ADAMらしい一点もののコレクションなど、出来るだけたくさんのアイテムを展示する予定です。

新作コレクション「Volonta」

シンガポールに在住の方、たまたまこの3連休シンガポールに滞在されている方など、是非お立ち寄り頂けたら嬉しいです。

またショーの様子をブログでもお伝えします!!

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ADAM代表の藤森です。

先日の9/19に、石巻の桃生中学校へ、キャリアセミナーの講師として行ってきました。

東北の子供たちの学びと活動を支援するコンソーシアム「プロジェクト結」が主催するこちらのイベントへの参加は今年で3回目、
中学生たちが自分たちの将来を考えるために、様々な職業の話を聞くという、 素晴らしい企画にまたお招きいただきました。

授業は、3限目と4限目、45分の授業を2回行います。

まずは、デザインをしたジュエリーや宝石の原石の実物を見てもらいながら、普段の仕事の内容や、
ジュエリーの仕事に就くまでの僕個人の話をしました。

特に宝石の原石の話で、地球が作り出した造形のおもしろさにはみんな驚いていました。

ジュエリーの仕事する魅力として、中学生のみなさんに次のようなことを伝えました。

・接客から、デザイン、製作、お渡しまで、一人で“全部できる”製品(プロダクト)である

・ さまざまな人の人生の、幸せ(ポジティブ)な場面にたずさわることができる

・ 自然の力と魅力を、強く感じ、寄り添い、味方につけ、造形することができる

 良いジュエリーを作るには、学歴、理系文系、国籍、言語、性別、職歴、など関係ない。
 世の中の価値観や既成概念に左右されずに仕事ができる。そのかわり自分そのものの魅力、実力が試される。 

そして今年も、授業の後半は、実際にジュエリー製作の実習をしてもらいました。

プロの職人が使う本物の刻印とハンマーをシルバーのペンダントに、自分のイニシャルを刻印していきます。

話をしているときは、そこまで興味がなさそうだった男の子も、作業に没頭して満足してくれた様子。

”先生”も去年よりちゃんと成長して、より時間配分がうまくなり、作業も含めてきちんと時間内に授業を終えることが出来ました!

今年も総勢24名の講師が集結!
パイロット、パラリンピック代表選手、新聞の論説委員、美容師、翻訳家、ダンスやヨガのインストラクター、そして地元たらこ屋さんの社長、
様々な業種のそれぞれ第一線で活躍されているスゴイ方々です。

講師の皆さんとの出会いも本当に貴重な時間でした。

そして最後は、中学生の皆さんと一緒に今年も美味しい給食を頂きました!

秋刀魚に、栗の煮物に、そしてウサギゼリーと、15夜特別メニューでした!
美味しかった!!

中学生は、ついこの間まで小学生だったあどけなさと、すぐ高校生や社会人になる大人びた面と、
両方を併せ持っていて、何かを伝える難しさを非常に感じますが、
その分、改めて自分の仕事について語ることに、ごまかしが効かないことを強く感じます。

おかげさまで、自分自身を省みる良い機会になりますし、
それ以上に、中学生たちのジュエリーに対するキラキラした目と、作業に打ち込み楽しむその姿に、
ジュエリーやものづくりが持つ根源的な魅力を再認識して、とても勇気づけられました。

もしまた来年機会をいただけたら、より面白い授業を準備していきたいと思います。
ありがとうございました。

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ADAM代表の藤森です。

以前、こちらのブログで紹介したADAM開店30周年記念モデル「シラクーサ」のデザインの由来。

http://www.adam.co.jp/blog/?p=3951

「シラクーサ」 エンゲージリング&マリッジリング
(左)Pt900ペアシェイプカットダイヤモンド0.510ct ¥438,900
(右)Pt900 ダイヤモンド ¥113,400

「シラクーサ」は、イタリアのシチリアにある美しい世界遺産の街ですが、海に飛び出した小島にある旧市街のメルカート(市場)は、本当にイタリアらしい活気溢れる場所で、特に特産のマグロは、赤身の大きなブロックが量り売りされていて迫力なのですが、
その光景を、イタリア留学繋がりの親友である切り絵作家の俊寛氏に渡した所、マグロの部分だけ取り出して切り絵にしてくれていたのですが、この度、大きな作品として完成したとのことで、切りえの画像を頂いたので紹介させていただきます。

そしてこちらがもととなった写真。

切り絵の方がずっと生き生きとしているから、さすがです。特に画面手前の魚の躍動感!

こちらの切り絵は、次回名古屋で行われる俊寛氏の展覧会にて、メインの作品として展示されるそうです。

展覧会の詳細は、こちらからご覧ください↓
http://homepage2.nifty.com/shunkan/framepage,osirase.html

僕も、出来上がった作品を見るのが楽しみです!

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ADAM代表の藤森です。

ブラジル産の珍しいクオーツ、デンドライトを使ってデザインしたリングとペンダントをご紹介します。

デンドリック=樹状結晶の名の通り、黄色いクオーツの中に、他の鉱物がまるで木の枝の様に結晶した珍しいクオーツです。

お店においていると、どのように模様を入れたの?とたずねられることが多いですが、何万年とかけて自然が作り出した芸術なのです。

2年前にブラジルの宝石鉱山の街、ゴベルナドールバラダレスまで訪れて仕入れた思い入れ深い石です。

上の写真は、ブラジルの仕入れの際にたくさんの貴重なデンドライトを選別している所です。リングに使用した石も映っています!

ブラジルでの仕入れの様子はこちら↓のブログの記事をご覧ください。
http://www.adam.co.jp/blog/?p=1087

 

K18YGリング デンドライト ダイヤモンド
※リングの詳細は下記ギャラリーをご覧ください。
http://www.adam.co.jp/gallery/1728

リングは角線のアームを二重に巻いた形状で、側面から見るとよく分かりますが、
石の表面を2本の爪で支え、石のすわりに丸い爪を作り挟むように留めているちょっと変わった石留めをしています。

写真には映っていないですが、実はダイヤが1ピース隠されています!

 

こちらは、リングとセットでデザインしたネックレスです。

K18YGペンダント デンドライト ¥95,000(税抜)
※リングの詳細は下記ギャラリーをご覧ください。
http://www.adam.co.jp/gallery/1729

黄色のクオーツの中に成長した黒い樹状結晶の部分は、金属質の鉱物で、光を当てると金属の板のように反射してとても綺麗です。

扇型のカットも珍しいですが、マーブルな黄色の地にとはっきりとした黒のコントラストが綺麗で絵画的です。

同じように、絵のような結晶を持つ石として、ピクチャーメノウは日本でも比較的人気ですが、
デンドライトはまだあまり流通しておらず、目にする事は少ないのではないでしょうか。

デンドライトは、一つ一つが、色も模様も様々で、まさに一期一会の小宇宙です。
こちらのセットのほかにも製作していますのでまた後日ご紹介したいと思います。

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