[海外仕入旅行記]アリゾナ州ツーソンで行われる世界最大のジェムショーに買い付けに行ってきました
アダンスタッフ久保田です。
先月アリゾナ州ツーソンで行われたジェムショーに買い付けに行って参りました。
ツーソンといえば巨大サボテン、今年も堂々と会場前に鎮座しておりました。
一体何メートルにまで成長するのでしょうか。
ジェムショーが開催されるこの時期は町中にテントやホテルの一室を使ったポップアップ会場がたくさんできあがるのですが、
中でもひときわ大きくメインとなるテント会場がこちらのGJXです。
アメリカ以外の出展社さんが多く、中南米や世界各国からのルースが集まります。
きれいなルースたちが所狭しと並んでいます。
宝石のキラキラと強烈な照明のせいで目をつぶっても残像が残りそうなほどの迫力があります。
照明の元では段々と色味が分からなくなってしまう時もあるのでそんな時のとっておき技は、、、
外に出ます。
なんとトレイごと会場外への持ち出しをさせてくれるブースが多いのです。
会場外には同じように自然光でルースをじっくり見ている人がちらほら。
隣に座っている人同士で「これどう思う?」という会話が始まることも多々あります。
そうこうして今回買い付けたルースを少しですがご紹介いたします。
こちらはつるんとしたトルマリン。
カボション面を上にすると、うるっとした中にもきらりとした輝きがあり魅力的なルースです。
こちらはデュモルチェライトインクオーツ。
ほんのりした青みが涼しげで、クオーツに閉じ込められた結晶の様子はまるでスノードームのようです。
こちらはスモーキーなグレーダイヤモンド。
大振りで質のいいものが見つかったのでジュエリーにお仕立てするのが楽しみです。
他にも色々なルースを買い付けて参りましたので、これから新作作りに励みたいと思います。
どうぞみなさまお楽しみになさってくださいね。
[ルース(裸石) 最新のお知らせ 海外仕入旅行記]【海外仕入れ】ツーソンジェムショー2018での仕入れに行ってきました!
アダンスタッフ久保田です♪
1月末にアメリカのアリゾナ州、ツーソンで行われる世界最大のジェムショーTucson Gem Showに行ってまいりました!
昨年に続き二度目の訪問ですが、寝ている以外の時間はほぼずーっとルースを見たりジュエリーの話をしているので出発前からワクワクな出張でした♪
今年もたくさん魅力的なルースに出会ったのでご紹介しますね。
アリゾナ州と言えば、グランドキャニオン。
アメリカの国土が広大すぎて距離の感覚はよく分からなくなりますが、州の北部にはグランドキャニオン、南部に位置するのが今回訪れたツーソンです。
ジェムショーが行われる期間はツーソンの広大な土地にこのようにテント会場が出現し、宝石からその原石、化石まで無数の「石」が集まってきます。
わたしたちが仕入れに行くのはコンベンションセンターにあるメインの会場周辺ですが、少し郊外に行くとご覧のような青空市状態のテント会場が点在しています。
こんなテント会場もとっても楽しそうなのですが、まずはお目当てのルースを探しにいざ、メイン会場へ!
こちらはオープン前のコンベンションセンター会場の風景です。
広すぎて半分も写っていませんが、このブースがすべてアメリカからの出展社。
カットの綺麗なルースを扱っている出展社が多いです。
そしてこちらはもう一つのメイン会場の開場待ちの列です。
こちらはアメリカ以外の出展社がメインの会場で、とにかくたくさんの素材が様々なブースで取り扱われていて、ややカオス状態。
逆に、掘り出し物を探すならこちらということでみなさん初日の朝一から気合が入っています!
ブラジルのトルマリンや、
透明感の素晴らしいタンザナイトとトルマリン。
わたしはカメリアカットにリカットするためのジルコンを必死で選んでおります。
まるでザクロのように鮮やかなレッドスピネルの珍しいラフカボションや、
パライバ産のパライバトルマリンのカボションルース。
プチっとサイズがとってもかわいいです!
まさに一目ぼれルースでした♪
ルースと睨めっこしていれば時差ボケなんてなんのその、あっという間の2日半の仕入れでした~
そうそう、昨年会場の近くで見つけた小さな(といっても国内で見たら巨大クラス)サボテン、「来年ツーソンに来たらどのくらい大きくなってるかな~」と一同楽しみにしていたのです。
ジャックとホセというメキシコ風の名前までつけて愛着のあるサボテンたち、最後にその成長ぶりを比較する写真をどうぞ…!
左が去年、右が今年です↓
あれ、、、、いやいや、、、、これはまさかの去年とほぼ同じサイズ!?
しいて言えば真ん中の丸い子が少ーしぷっくりした、、ような、、、
あっという間にニョキニョキ伸びると思っていただけに、サボテンの成長スピードのマイペースさに一同驚愕な成長記録でした!
今回仕入れたルースたちはリカットしたり、さっそくジュエリーに加工していますので出来上がりましたらまたご紹介しますね♪
お楽しみに(^^)/
ADAM代表の藤森です。
2013/7/4~7に、シンガポールのマリーナベイサンズで行われた、Singapore International Jewelry Expo 2013。
http://www.sije.com.sg/
ADAMは昨年に引き続き2回目の出展となりますが、おかげさまでとても盛況のうちに終了することが出来ました!
写真とともに、シンガポール展示会の様子をお伝えします。
マリーナベイサンズのショッピングアーケードに隣接するコンベンションセンター(見本市会場)にて行われます。
会場からドア一枚抜けると、この光景。ブランドショップが立ち並び、なんとその中心には運河が流れベネチアンゴンドラがゆったり浮いています。
このショッピングアーケードの隣にはカジノが!あー無縁。。
展示会場の様子です。一応ジュエリー業界の業者向けの展示会となっていますが、
一般のお客さまも受け付けさえすれば誰でも入ることが出来るオープンなジュエリーショーです。
ステージでは、こんな華やかなファッションショーも行われています。
こちらがわれらの出展ブースです!
2回目の出展と言うこともあり、ブースの設営から商品の陳列まで、スムーズに準備出来ました。
ディスプレイした商品の様子。こちらは、今年の新作リングです!
こちらもシンガポールの展示会に向け製作したルチルクオーツの大振りリング。
日本では、え?!ってくらい大きな石が、シンガポールではあまり大きく感じないのが不思議!
こちらは、スプーンモチーフのコレクション。
デザインのディテールや石選びの感性ががシンガポールでも伝わるか心配でしたが、反応はよかったです!
そして、こちらが今回の展示会の秘密兵器!三軒茶屋の工房とテレビ電話でつなぎ、製作の様子をLIVE中継しました。
工房の職人と会話をしながら実際の製作現場を見ることが出来る仕掛け、
とても好評でした!とくに親子連れの反応がとても良かったです。
そして、今回の展示会の一番の成果は、シンガポールに今月オープンするジュエリーショップが、
ADAMの商品を取り扱ってくれることになったことです。
こちらがそのオーナーの方。ADAMの特徴的なデザインや、珍しい石を使ったアイテムなど数点を早速仕入れていただきました。
今後の良いパートナーシップが築けたら何よりです!
おまけ。お忍びできていたベッカムにも遭遇!さすがマリーナベイサンズ。
展示会終了後の翌日は、シンガポール市中で何件か商談と打ち合わせ。
おかげさまで、今後更なるシンガポールでの展開が見えてきました。
年に一度のビックセール、Great Singapore Saleを横目に一週間バタバタとフル活動のシンガポール滞在。
とても 充実した出張になりました!
[オーナー放浪日記 海外仕入旅行記]ブラジルへ行こう!<ブラジル仕入ブログまとめ>
代表の藤森です。
先日、サッカー日本代表が2014年にブラジルで開催されるFIFAワールドカップの出場を決めましたが、
興奮冷めやまぬ中、そのブラジルでワールドカップの前哨戦ともいえるコンフェデレーションカップがブラジルで始まりました。
昨日行われた日本の初戦は、過密スケジュールと長距離移動の疲れもあってか、
開催国ブラジルに完敗といった感じでしたが 、この借りは本番で返したいと思います。
そして次はイタリア戦!
と、書いているとサッカーの話ばかりになってしまいますが、そのブラジルへは、2年前に宝石の仕入れのため初めて訪れました。
せっかくなので、その仕入れを様子を書いたブログをまとめましたので、お時間があったら是非どうぞ!
きっと、あなたも来年(もしくは2016年のリオ)に、ブラジルに行きたくなる!!
ブラジル仕入出張ブログ①
[ブラジル出張報告]ブラジルジュエリーブランドH.Stern訪問(2010/3/10)
ブラジル発の世界的ジュエリーブランド”H Stern”の本社ファクトリー見学の様子です。
宝石の研磨やジュエリーの製作風景、そして貴重なトルマリンのコレクションルームまで。
すごいの一言でした。。
ブラジル仕入出張ブログ②
[ブラジル出張報告]ニテロイ現代美術館
リオデジャネイロ近郊にあるオスカー・ニーマイヤー建築の美術館。
この赤と青のコントラストが僕のブラジルへの憧れの原点。
残念ながら、御大ニーマイヤーは、昨年末105歳で壮大な人生に幕を閉じました。
ブラジル仕入出張ブログ③
[ブラジル出張報告]番外編 ブラジルのランチ
ブラジルのどこの街へ行っても食べられる量り売りのランチ。
テイクアウトも出来て本当に画期的なのです。
ブラジル仕入出張ブログ④
[ブラジル出張報告]いよいよ石の仕入です!
日本から20時間以上3回飛行機を乗り継ぎ、最後はレンタカーで山道を6時間。
ようやくミナスジェライス州の鉱山の町へたどり着きました。
一日中研磨業者の事務所にこもって石選び。至福の時間です!
ブラジル仕入出張ブログ⑤
[ブラジル出張報告]オーロプレット観光&帰国
無事仕入れを終えて、世界遺産の街オーロプレットへ。
廃坑になった金鉱山を見学。美しい街でした。
2週間の予定で出掛けても、往復にほぼ4日かかるので、ブラジル滞在は10日ほど。
本当にあっという間の貴重なブラジル体験でした。
次にブラジルを訪れることができるのはいつになるかわかりませんが、
ワールドカップとオリンピックを立て続けに迎えるブラジルは、間違いなくエキサイティングだと思います。
なので、まさに。。。
いつブラジル行くか? 今でしょ!!
[海外仕入旅行記]アメリカ・ツーソン仕入れ日記2011 その5
仕入れ3日目。早くもツーソン最終日です!
今日は朝から昨日に引き続いてテント巡り。昨日よりより暖かくなって、ようやくダウンジャケットから開放されて、アリゾナらしい気持ちいい気候に。
こちらのテントは、ついに恐竜登場!?
原寸大のマンモスでした。そして、なぜかその前には、妙にリアルな人形が入っあむらいもた日本の甲冑が。
サムライも化石の一種?!
同じテントで、化石から、置物の大きな水晶、建材のような掘り出したばかりの石(というより岩)、そしてジュエリーに使用する綺麗な宝石まで、何でも売っている巨大テントも。
ガラクタのような箱がたくさん並ぶ中に、綺麗なアズライト(群青)の結晶を発見。
激安でした。
そして、昨日、見つけられなかった、天然が作る見事な立方体の金属結晶、キュービックパイライト。
ネットで探してようやく業者を突き止めました!
なんと、スペインのワインで有名なRiojaという町で採れる天然石だそうです。
午後からは、またメイン会場のコンベンションセンターに戻り、狙いを定めていた石を一気に交渉して仕入れ。
ラストスパートで最後の2時間、かなりの数、金額の仕入れを行いました。
3日間通して、非常に充実した仕入を行えました。
会場を午後の3時に後にし、そのまま空港へ。
空港への道は、ようやく暖かくなり、車の窓を開け、気持ちよい風とアリゾナらしい風景をしばし楽しむことが出来ました。
あっという間のツーソン72時間滞在でした!