Q&A

製作について

ワックス製法と鍛造製法の違いはなんですか? また、それぞれのメリットは?

金属の塊を伸ばし、丸めてロウ付けし、ヤスリ・タガネ・糸鋸などの彫金工具で丁寧に形を作り上げていく彫金技法による鍛造製法は、貴金属そのものが持つシャープでしなやかな質感と繊細で着け心地の良い仕上がりが特徴です。
それに対し、ジュエリーの形そのものをワックス(蝋)で製作し、その型に金属を流し込んで作るワックス製法(鋳造製法)は、形を自在に成型できるため、ボリュームのあるデザインや自由形状のデザインの製作に適しており、ADAMでもデザインに応じてワックス製法でお作りしています。
ただし、ワックス製法は地金そのものを成型するのに比べ、技術の習得や設備面など比較的安易にできるため、鍛造製法で製作すべきデザインでも、ワックス製法で作られているものも多く見られます。
ADAMでは、ワックス製法やジュエリーCADを使用した最新の鋳造方法による製作技術も取り入れながら、ジュエリー製作の基本は“金属そのものを加工する鍛造製法”が基本であると考え、非常に豊富な経験と熟練の技術を必要とする彫金技法にこだわり、技術を継承し、若手のクラフトマンの育成に努めています。
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デパートやリフォーム専門店でのリフォームと、ADAMでのリフォームの違いは何ですか?

デパートやリフォーム専門店でよく行われているリフォームサービスは、カタログからデザインを選び、既にできているリング枠(通称:既成枠または空枠)にお持ちの石を入れるだけのリフォームが大半です。 ADAMでは、お客さまの石やご希望に合わせ、すべてアトリエにて一点一点手造りでお客さまのためだけのジュエリーを製作しています。
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