[お仕事やお店の日常 最新のお知らせ ADAMオリジナルジュエリー]4月の定休日のお知らせ
こんにちは、スタッフの重田です。
4月の定休日をお知らせいたします。
大幅に営業形態に変更がございますので、
営業日の変更と、ご来店の事前予約についてご協力のお願い
をご確認くださいませ。
今後の状況等により変更がある場合には、改めてお知らせします。
こちらのHP、インスタグラムにて、随時お伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
オーダーなどにつきましてはメールにて承っております。
もし何かお役に立てることや ご不明な点などがありましたら こちらまでお問合せください。
ご迷惑をお掛けしますがご理解、ご協力のほど、
みなさまのご健康を心よりお祈り申し上げます。
[アトリエ製作現場 ルース(裸石) 最新のお知らせ]【アトリエ制作風景】レインボームーンストーンのペンダント
アダンスタッフ久保田です。
昨年の誕生日に何か記念になるものを、と思い立ち誕生石のペンダントを作ることにしました。
6月生まれの私はパールかムーンストーンが誕生石です。
日本の6月、梅雨の時期にぴったりの優しい雰囲気でどちらも大好きな宝石です。
今回はレインボームーンストーンでペンダントを作ることにしました。
ツーソン買い付けで出会ったレインボームーンストーン、その名の通り虹色のシラーが美しいルースです。
角度によってブルーやピンク、オレンジなど様々な色が現れます。
ルースのままで眺めていても十分楽しいのですが、身に着けられるようにいざ加工開始です。
シャンパンゴールドの線材を切って曲げて、ロー付け(溶接)していきます。
ゴールドは素材の特性としてバネ性があるので、火を当てると曲げた部分がぐにゃんと反発して変形するため、この工程は難しかったです。
微調整しながら徐々に形を組んでいき、ちょっと間の空いた部分があったので寄り線を追加することに。
すべてのパーツを組み上げたら最後の難関はそう、石留めです。ドキドキします。
まずは動かないように台座に固定します。
少しずつ爪を倒していき、、なんとか無事に石留めができました。
途中、3分くらい呼吸が止まっていたのではないかというほど集中していました。
あとは仕上げをしたら完成です。
時間はかかってしまいましたがなんとか形になりほっとしています。
誕生石のジュエリー、大切に使いたいと思います。
[海外仕入旅行記]アリゾナ州ツーソンで行われる世界最大のジェムショーに買い付けに行ってきました
アダンスタッフ久保田です。
先月アリゾナ州ツーソンで行われたジェムショーに買い付けに行って参りました。
ツーソンといえば巨大サボテン、今年も堂々と会場前に鎮座しておりました。
一体何メートルにまで成長するのでしょうか。
ジェムショーが開催されるこの時期は町中にテントやホテルの一室を使ったポップアップ会場がたくさんできあがるのですが、
中でもひときわ大きくメインとなるテント会場がこちらのGJXです。
アメリカ以外の出展社さんが多く、中南米や世界各国からのルースが集まります。
きれいなルースたちが所狭しと並んでいます。
宝石のキラキラと強烈な照明のせいで目をつぶっても残像が残りそうなほどの迫力があります。
照明の元では段々と色味が分からなくなってしまう時もあるのでそんな時のとっておき技は、、、
外に出ます。
なんとトレイごと会場外への持ち出しをさせてくれるブースが多いのです。
会場外には同じように自然光でルースをじっくり見ている人がちらほら。
隣に座っている人同士で「これどう思う?」という会話が始まることも多々あります。
そうこうして今回買い付けたルースを少しですがご紹介いたします。
こちらはつるんとしたトルマリン。
カボション面を上にすると、うるっとした中にもきらりとした輝きがあり魅力的なルースです。
こちらはデュモルチェライトインクオーツ。
ほんのりした青みが涼しげで、クオーツに閉じ込められた結晶の様子はまるでスノードームのようです。
こちらはスモーキーなグレーダイヤモンド。
大振りで質のいいものが見つかったのでジュエリーにお仕立てするのが楽しみです。
他にも色々なルースを買い付けて参りましたので、これから新作作りに励みたいと思います。
どうぞみなさまお楽しみになさってくださいね。
[最新のお知らせ 芸術・文化活動レポート][美術レポート]ハマスホイとデンマーク絵画観てきました
ハマスホイは前から観たいと思っていて今回念願叶いました。
静かな空気の中に、柔らかい光が注ぐ。
時間が止まっているような、それまでの時間も感じるような、不思議で心地よい違和感に襲われます。
ポスターにも使用されている「背を向けた若い女性のいる室内」という作品は、直線と曲線のバランスがうまく使われていて、柔らかくそれでいて緊張感もある印象です。
落ち着いた色調の中に明暗やラインのバランスを感じ、はっとする。
日常でもそんな瞬間がありますが、そんな感覚に似ているような気がします。
前半のデンマーク絵画も素晴らしい空気感で、うっとりしてしまいました。
何度も見返したので、滞在時間はとても長かったと思います。
コンスタンティン・ハンスンの「果実かごを持つ少女」など、どの絵画も空気感を感じるもので柔らかさの中の強さに目を奪われる作品ばかりでした。
東京都美術館
「ハマスホイとデンマーク絵画」
https://artexhibition.jp/denmark2020/