オーダーメイドジュエリー専門店 ADAM BLOG

Hola!!

こんにちはクラフトマンの伊藤改め佐藤です
結婚してもあまり名前が変わりません・・・

と、私事で恐縮ですが、お休みを頂きまして新婚旅行に行ってきました

場所は以前から行きたかったスペインへ!

憧れのサグラダファミリアをこの目で観る事ができ感動しました

建物の中も森をイメージしていたり、構造もとても素晴らしく

ジュエリーのデザインにも活かせたらなと思いながら観ていました

ここはユダヤ人街での一枚ですが、異国情緒たっぷりでお気に入りの写真です

 

こちらはトレドという街の職人さんが象眼細工をしているところです

象眼細工とは、鋼板の素材に線彫りを施しデザインをおこし
24金の金箔
(1000分の6ミリ)・金糸あるいは銀箔などを針金やたがね、ポンチではめこんでいきます。

紋様ができましたら、槌やハンマーでたたき金銀を埋め込んでいきます。

仕上がったら、下生地の黒い風合いを出すために800~900℃の高温に熱せられた、化成ソーダ・硝酸カリウム・腐食剤の液につけます。
さらに様々な形の先端をもつポンチやたがねで紋様に形を付け加えます。

最後に、磨きをかけて仕上げますと、完成品になります。

とても繊細で可愛いですね。間近で見ることができ
簡単そうにやっていましたが、熟練の技ですね。

私も今度やってみよう思います。
スペインは古い建物がたくさん残っていて街並みがとても綺麗でした。

私はミハスという白い村と呼ばれている街が一番お勧めですので
もしスペインに行く機会がありましたら是非立ち寄ってみてください

 

 

 

 

婚約指輪・結婚指輪のオーダーメイドジュエリー専門店「ADAM〈アダン〉」
TEL / FAX 03-3418-7008 10:30 〜 16:00(土曜のみ18:00まで) 水曜・日曜定休

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デザイナーの伊東です。

最近、めっきり映画館に行ってまで映画を見なくなりましたが
たまたま友人に「なにか面白そうな映画ない?」と聞いたところ
この作品を教えてもらいました。
ちょうど封切られたばかりだったので、早速いってまいりました!

デヴィッド・クローネンバーグ監督の最新作、“危険なメソッド”です!

二人の偉大な心理学者、カール・G・ユングとジークムント・フロイト
そしてユングの元患者で愛人だったザビーナの三人で描かれる史実に基づいた物語です。

クローネンバーグ監督といえば、視覚的でドロドロしたフェティッシュなカルト映画、
というイメージが強かったんですが、超正統派のきっちりした映画だったことに、まず意外な感じがしました。
人の内面を観察することに長けているのは健在、というかさらに進化していて、
感情的に描きがちなストーリーを映像でなく言葉で表現することで
かえって心の動きが際立って、深く面白い映画でした!

内容はかなり事実に則したものになっていて、美術も時代考証がしっかり行われているようです。
リアルに徹したつくりが、より映画の本質を際立たせています。役者さんも本人そっくりで驚きです。
ユング役のマイケル・ファスベンダーのクラシックな装いにホレボレ…
やっぱり外国人のスーツ姿はかっこよすぎます!
ヴィゴ・モーテンセンはフロイトにしてはゴツいかな?という感じでしたが、父親的存在感バリバリで圧倒です。
公開前から話題になっていたザビーナ役のキーラ・ナイトレイの演技は、すごすぎて途中笑いそうに…(笑)
“ブラック・スワン”のヴァンサン・カッセルもヘンテコ快楽主義者の役で登場します。
すばらしいキャスティングです!

私はもともとユングに興味があって、いくつか本も読んでいたので
知っているエピソードがでてくることで、より面白く観ることができたかもしれませんが
ユングやフロイトを知らない方でも、人の心を描いたストーリーとして楽しむことができる映画です。
最後のユングのセリフがずっしり、泣けました…

どんなセリフかは、映画館で観てみてくださいね!

 

“危険なメソッド” 原題:A Dangerous Method
監督:デヴィット・クローネンバーグ
2012年10月27日公開
関東地区:TOHOシネマズシャンテ、Bunkamura ル・シネマなど

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