オーダーメイドジュエリー専門店 ADAM BLOG

2014年09月09日(火)

サザエの貝殻を磨いてみました芸術・文化活動レポート

アダンスタッフ久保田です

この前、サザエの貝殻を磨いてみました。

最初にお断りしておきますが、夏休みの自由研究よろしく完全に自己満足な記録です。。(^^;

 

事の発端は、夕飯として普通においしくいただいたサザエ。

貝殻の内側がなんとも言えないきれいな虹色で、一つとっておいたんです。

沖縄で見た夜光貝などのオブジェがとても素敵だったので、

「いつか削って綺麗にしよ~」なんてるんるん気分でしまいこんでいたこの貝殻。

一晩、漂白剤につけて真っ白にしたところで作業をしばらく中断していました。

貝みがき

さて、久々の作業再開です。

まずは角のような尖ったところをバキバキっと砕いて除いてゆきます。

この工程を適当にすると、後の作業がとっても大変になります(体験談)

マイナスドライバーや金槌などを使って、ひたすら砕きます。

破片がかなり鋭利なので、袋の中などで作業すると飛び散らず安心です。

角が取れたら、あとはひたすら表面を削ってゆきます。

サザエ磨き

砕いたところがゴツゴツしているので、怪我をしないように軍手は必須です。

とにかく削って削って……

最初はヤスリで削っていたのですが、このままでは日が暮れる、いや、夜が明ける!

と思い途中から電動のリューターにチェンジしました。

おかげでサクサクっと削れて……

サザエ研磨

じゃん!!!

出てきました!!真珠層!!

「牡蠣を食べたら中から真珠が出てきた」なんて話を聞くことがありますよね。

簡単に説明しますと、牡蠣の中に石などの異物が入り込んだ際に

条件が揃うと体内でその異物の周りに真珠層が作りあげられてゆき、真珠ができあがることがあります。

ジュエリーに使う真珠も同じ原理で出来上がります。

「アコヤ真珠」というのはアコヤ貝を母貝にして育った真珠のことです。

母貝によって育てられる真珠の大きさや、色味などが違うところがパールの面白さでもありますね(^^)

さて、そんなことを考えながら、2枚組のCDを3周ほど聞き終えたところでようやくサザエが磨き終わりました。

サザエオブジェ

見てください、このつやっとした輝き!!

「一見トガって見えるけど、実はいいやつなんだよ」と言わんばかりのこのギャップ。

何度も断念しそうになりましたが、辛抱して磨いてよかったです~

決して、興味のある方はぜひ!とは言えませんが、

すごく大変な分、かなりの達成感はありますよ(^^)/

残り僅かな夏を惜しんでしばらく玄関に飾っておこうと思います!!

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