オーダーメイドジュエリー専門店 ADAM BLOG

こんにちは、アダンスタッフの重田です。

先日、森美術館で開催されている「塩田千春展 魂がふるえる」に行ってきました。

写真OKの作品が多数あったのでそちらも交えてお話します。

 

塩田千春の作品展を初めて見たのですが、感覚としては見た、というより感じたという方が正しい気がしました。

 

ポスターにもなっている、「不確かな旅」。

何万、何千と折り重なる糸は、まるでいきもの。

鉄でつくられた船は枠線しかなく、大量の糸がそこに吸い込まれていくかのようでした。

 

船が糸をひっぱっているのかと思いしゃがんで床との設置面を見るも固定されている感はなく、

同じだけの引力が感じられます。

これらの赤いかたまりは確かに一本の毛糸から始まっていました。

近寄ると密度まで計算された糸の集合体に圧倒されます。

繭の中に閉じ込められたかのような不思議な感覚。

 

展示の序盤にこの作品はありますが、進むにつれ濃度は濃くなってゆきます。

 

塩田千春の考える「不在のなかの存在」。

一見すると芸術だからこちらにはわからないと振り切ってしまいたくなる言葉ですが、

進むにつれ、キーワードが提示され、不思議と意味が伝わってきます。本当に不思議。

 

魂はどこにあるのでしょう。

その問いについて考えさせられる貴重な体験でした。

 

作家名/作品名:塩田千春《不確かな旅》
この写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。

 

塩田千春展:魂がふるえる

HP https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/shiotachiharu/

 

婚約指輪・結婚指輪のオーダーメイドジュエリー専門店「ADAM〈アダン〉」
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こんにちは、アダンスタッフの重田です。

先日アダンに新しい机が届きました。

日本の古い家具を扱う古道具屋でみつけた机です。

長い年月を過ごしてきた家具。

新しい時間をアダンと一緒に過ごしてゆきます。

 

とても凝った装飾が魅力的な机です。

特に足の細工が細かく、欄間のような装飾が施されています。

細部に到るまで職人のこだわりが敷き詰められています。

引き出しの取っ手は金具になっていてそこもまた細かい装飾が。

ずっと見ていられます。

机を変えるとお店の雰囲気が少しキリッとしたような。

なんだか背筋もキュッと引き締まります。

これからよろしくね。

 

またご来店される際にはこの机と一緒に、皆さまをお待ちしております。

 

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こんにちは、アダンスタッフの重田です。

 

アダンのアトリエが運営するブランド、MITUBACI(ミツバチ)でシルバーリング作りを体験してきました。

 

今回はこちらのワークショップについてご紹介します。

 

ミツバチのワークショップでは、

・シルバーリング作り

・シルバーバングル作り

・K18シャンパンゴールドリング作り の、3つを体験することが出来ます。

これら3つ、表面加工や刻印なども自分なりに作ることができます。

私はシルバーリング作りに決めました。

 

職人が必ず側にいて教えてくれるので安心して作れそう。

最初に素材やリング幅、サイズを決めたらまずはリングの内側に刻印を打ちます。

いきなり緊張する工程です。

刻印もたくさんの種類があるので迷ってしまいます。

私は富士山の絵に惹かれて、富士山とその周りの雲を打ってみました。

恋人同士や友人といらっしゃる方にはイニシャルや記念日を打たれるのもおすすめです。

刻印を打った途端、地金への愛着がでてきます。

 

金属は温めると柔らかくなり形を変えやすくなります。

一度なまして地金を柔らかくしたら、芯金を使ってまるく叩きます。

リングのサイズにそって地金をまるめたら、職人が一度確認。

リングの両端がぴったりくっつくように先端を糸鋸で切ってもらいました。

 

そして次にこれをロウ付けしていきます。

バーナーをリングにあててじっとロウが溶けるのを待ちます…。

いいタイミングで職人に火を止めてもらうと、あっという間に一本の短い地金が丸く繋がりました。

(ここですぐに歪んだリングを指にはめたら取れなくなりそうだったのでご注意を!)

 

ここからが頑張りどころです。

また芯金を使いリングを綺麗な丸に直し、サイズもここで調整します。

力を込めてなんどもリングを叩き伸ばします。なかなか広がらないリングにシルバーの力強さを感じました。

 

表面加工も自分ですることができます。

私は円の半分をフォレスタという加工、半分はそのままの鏡面を残すことにしました。

専用の金槌を使って気の済むまで叩き続けます。腕が痛くなろうとも叩いてしまいます。

 

仕上げは磨きです。

リューターで磨いたのち、写真のバフという機械で磨き、どんどん綺麗になっていきます。

わからなかったロウ付けの時にできた火むらも職人に丁寧に落としてもらい、ピッカピカに!

もうはやく指にはめたくてたまりません。

 

完成したのがこちらです。

見せる面によって見える顔が違うリングになりました。

木の幹のようなフォレスタのテクスチャと鏡面の磨きに満足しています。

 

完成して時計を見てみると二時間ほどしかたっておらず驚きました。

手厚いサポートと非日常な体験にあっという間の二時間でした。

人とは違うリング、バングルを作ってみたい!

リングってどうやって作っているの?という方にぜひ行っていただきたいです。

 

MITUBACIはアダンのアトリエと同じビル内にあるので、商品の見学はもちろん、リング製作の見学にもぜひ一度足をお運びください。

MITUBACIホームページはこちらからどうぞ https://www.mitubaci.co.jp/

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こんにちは、アダンスタッフの重田です。

 

普段はお店にいるのですが先日はアトリエでの製作現場を改めて見学してきました。

その中でも今日はオーダーリングの石留めの製作の様子についてお伝えしようと思います。

 

 

アトリエでは常時せわしなく時間が流れていきます。

一つの空間の中に金属を叩く音、機械で削る音、ルーターから出る歯医者さんみたいな高い音、いろんな種類の音が聞こえます。ひっそりと流れるFMラジオが職人たちの時計がわりになっています。

 

いろいろな作業の様子に目を奪われながらも、お話を聞いてきました。

 

左手にルーペ、目元にはハヅキルーペをつけた職人が。

どんな細かい作業をしているんでしょうか。。

 

 

覗いてみると台座の中心にはキラキラと輝くダイヤモンドがありました。

 

今このダイヤモンドを固定させるためのツメを倒していく作業をしているそう。

ルーペを覗いて歪んだり、他の部分が傷つかないよう慎重に慎重に…

石を留めると次は形を整えるためヤスリで丁寧に削っていきます。

細かすぎる作業にみているこちらがドキドキします。

 

 

つい、「石は硬いから傷つかないんですよね…?」という基本的すぎる質問をしてしまった私にも

作業中でも「ダイヤモンドは大丈夫、でも注意がもっと必要な石もありますよ」と、教えてくれました。

このあとも製作はまだ続きます。私も頻繁にのぞきにいきたいな、と考えています。

 

どんな作業をしていても職人は一度手を止めて、わかりやすくこれがどんな作業なのか、説明してくれます。

ふと気になったこと、前から気になっていたことを聞けるのはとてもワクワクする体験でした。

 

結婚指輪などの長く使ってゆきたいものを選ぶとき、

経験の豊富な職人から直接話を聞けるというのはお客様の助けになると思います。

また、ものづくりに興味がある方にとってもとても価値のある体験です。

 

アトリエは見学可能ですのでぜひみてみたい!という方はスタッフにお声かけください。

 

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みなさま、はじめまして。

7月からスタッフとしてADAMに加わることになりました重田(じゅうだ)と申します。

 

これから来店される際にはお会いできるかと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

今日は新しくやってきた一眼レフのカメラを使ってジュエリーの撮影を練習していました。

細かな加工を細部までピントを当てるのがとても難しい。。

でも石のきらめきをひとつずつ捉えると、とても達成感があります。

カメラの機能の意味を理解することが第一目標です。

 

こちらが今日の成果です。本物はもっときれいですよ。

 

写真を撮るのは好きです。普段はスマホのカメラ機能やトイカメラばかりですが、、

この一眼を使って素敵な写真をこれからみなさまにお届けできるよう努力します。

 

1日もはやく、みなさまにジュエリーの良さをわかりやすくお伝えできるスタッフになるべく頑張りますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

 

重田

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