[ルース(裸石) 最新のお知らせ]山梨の宝石研磨工房に行ってきました(後編)
アダンスタッフ久保田です♪
以前ご紹介した山梨の研磨工房見学の続きをご紹介します。
前回のブログではルースを器具にセットしてファセットをカットしていく様子をご紹介しました。
こちらもまさに熟練の技で圧巻!だったのですが、
今回は手の感覚だけで面を仕上げていく手磨りについてご紹介します。
まずはこんな状態のアメジストの原石からスタートです。
職人さん、「ふむふむ、これなんか綺麗なルースに仕上がりそうだなー」と長年の勘からさっと原石をピックアップ。
角度をセッティングする器具などは使わずに素手で磨っていくと聞いていたのでどんな形になるのかワクワク見守っておりました。
回転する板の上でまずは荒削りをしていきます。
お話ししながら、さっさっさーと…
あっという間に長方形の形になっているではありませんか!!
これには一同驚きです。
大変失礼ながら、「手で磨る=ラフカット」と勝手に思いこんでおりましたので、
まさか誤差が目立ちやすいスクエア型になるとは全く想像していませんでした!
みるみるうちに仕上がっていく様は圧巻でございました。
てっきりこういうカットはまっすぐセットできるような器具を使うと思っていたのでただただ驚愕です。
この後はルースを当てる板と研磨剤を細かいものに変えて表面をピカピカに磨いていきます。
せっかくきれいにカットしたファセットをだれさせないよう、同じ角度で磨いていきます。
実はこの行程であえて職人さんがバトンタッチして実演していただいています。
本当は自分がカットしたルースではなく、他人がカットしたものを磨くというのは手が違うから難しいものだそうなのですが、それでも音と手の感覚でぴったりに合わせて磨き上げてしまうという職人技をこちらでもしっかり見せていただきました。
この通りピカピカです!思わず拍手!!
目から鱗の連続で非常に濃い時間を過ごさせていただきました。
みなさんありがとうございました!
[最新のお知らせ 芸術・文化活動レポート]【ニューカレドニア旅行記】イルデパン島の天然のプール”Piscine Naturelle”
アダンスタッフ久保田です♪
秋の足音を感じながら夏を惜しんでお届けしているニューカレドニア旅行記、今回はイルデパン島にある天然のプールと呼ばれるPiscine Naturelleについてご紹介です。
私たちが滞在していたクトビーチからバスで30分程の場所にあるPiscine Naturelle(ピシンヌ・ナチュレ)、なんだか難しい名前ですが天然のプールという意味のフランス語だそうです。
正確な発音は最後までよく分からなかったけれど、だいたいなんとなく伝わりました。
ホテルのバスで送ってもらい、林の中をずんずん歩いて行くと急に視界が開けます。
こんな感じの川?沢?を歩いて行くので、濡れてもいい格好で向かうべしです!
ちなみに行きはこのくらいの水位でしたが、帰りはひざ上まで浸かる深さでしたので帰りもしっかりお着替えしない方がよさそうです。
なんとなくみんなが向かう方に歩いて行けば着きますが、途中で一応道案内もありました↑
一旦川を越えると少し林の中を歩いて行くのですが、結構冒険感あり楽しかったです♪
林を抜けるとようやく到着!
20分くらいはかかりますがまるで映画の世界のような場所を歩きながらなのでとっても楽しいです。
向こうは波がザッパーンとしている海なのですが、岩礁で塞き止められているのでこの天然のプール内は波がおだやかです。
透明度も抜群で本当にプールみたい!
ムービーのスクショなので画像が荒くて申し訳ありません、、ただこの色は伝わりますでしょうか?
宝石に例えるなら、、うーん、アクアマリン、グリーンベリル、そんな淡くて綺麗な色です。
もちろんお魚や…
このうねうねしているのは、まるでリトルマーメイドなんかに出てきそうな大っきな貝!
貝と言えばパールですが、日本のアコヤパールに比べると南洋パールは大粒なのですが、なんだかこのスケール感を見たらタヒチあたりには大っきな貝がごろごろいるんだろうなぁと納得しました。
たくさん泳いでお腹がすいたので、ホテルのバーで作ってもらったサンドイッチとビールでお昼にしました♪
この絶景とビール、まさに天国に一番近い島ですね~
そしてこのマンタビール、旅の気分を盛り上げるパッケージが素敵すぎます。
本土のスーパーでも売っているのでお土産にもぴったりですね♪
楽しかったイルデパン滞在もあっという間、この日の夜便の飛行機でヌメアへ戻りました。
所要時間はなんと、20分!笑
国内線の空港からヌメアまではタクシーで15分程。(国際線は1時間程かかります)
実はとっても近いイルデパン島。
ニューカレドニア旅行の際はぜひ訪れてみてくださいね♪
[最新のお知らせ ADAMオリジナルジュエリー]【クロアチア旅行記】6.ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタールに寄り道
こんにちは、アダンスタッフの中井です。
お休みで訪れたクロアチア。
旅行記を数回に渡って投稿しております。(前回の投稿はこちら)
今回は、その第6回目、
ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタールに寄り道
についてレポートします。
ドブロブニク3泊4日のドブロブニク滞在が終わり、転々と北へ向かって北上ルートをたどります。
夕方17時ごろのバスに乗り、一同お隣の国ボスニア・ヘルツェゴビナへ。
バルカン半島に位置するボスニア・ヘルツェゴヴィナの小さな町「モスタル」。
ヨーロッパとは思えないようなオリエンタルな雰囲気が漂うこの町は歴史的、地理的背景より古くからイスラム教徒とカトリック教徒が共存してきたそう。
1991年から95年、旧ユーゴスラビアに対して行われたクロアチアの「独立戦争」。
当時ニュースで報道されていたのが記憶に新しいと思います。
あれからわずか20年しか経っていません。
被害の大きかったドブロブニクでは、当時の資料こそ残れど美しい街に復興されていて、
戦争の傷跡を目にする機会はなかったのですが、
ここにきて初めて、未だ消えない生傷を目にすることに。
おびただしい量の銃弾を受けた民家の壁。ずっと放置されています。
「Don’t Foget(わすれないで)」の石碑がありました。
街の中心は美しく復興されているのですが、
こういう石碑を見ると「繰り返してはいけない、悲しい過去」に直面してなんとも悲しくなります。
その中での癒しが、美しいこの景観。
早朝に散歩したので、観光客もほぼいなく貸切状態でした。
世界遺産にも登録されているスターリモスト
16世紀のオスマン朝時代に建てられたという石橋で、
1993年に戦争で破壊されていたが、ユネスコの手により2004年に復元されたばかりだそうです。
市場があったので、フルーツを買って、レストランがオープンするのを待つ。(早朝すぎた!)
ブランチとして食べたのがこちら。
バルカン半島の名物料理、チェヴァプチチ
味のしっかりついたひき肉のソーセージで、癖がなくとても食べやすかったです。
わずか半日の寄り道滞在。
でも寄ってよかったです!
いろんな思いを胸に、一行は次の目的地「スプリト」へ向かいました。
つづく
【クロアチア旅行記】
夏にぴったりなカラフルなサファイアのジュエリーがアダンにやってきました。
セットでつけたいアイテムですね。
どれも1点ずつのお作りなので、ビビッと来たかたは是非お問い合わせ下さいませ。
[最新のお知らせ 芸術・文化活動レポート]【ニューカレドニア旅行記】早朝のフェリーで絶景の島、イルデパンへ
アダンスタッフ久保田です♪
飛行機が丸一日遅延でやっとこさ出発できたニューカレドニア旅行記の続きです。
一日遅延したことで何をヒヤヒヤしていたかというと、実は翌日に離島へのチケットを手配していたからなのです。
翌朝7時のフェリーで今回の1番の目的地であるile des pins イルデパン島に出発の予定だったため、ホテルに到着したらまずフェリーターミナルまでのタクシー送迎を予約しようと、、と、、、フロントのお姉さんの顔がちょっと渋くなり一抹の不安が…
なんと、ニューカレドニアのタクシーは24時間営業じゃないというではありませんか…!
ターミナルには6時に集合と書かれていたので、5時半くらいに出発したかったのですが、
お姉さん「6時ならギリギリ車出してくれるかしら〜。とりあえず電話してみるわね、起きてるか分からないけど。」
ヒヤヒヤ…最悪歩こうか、などと考えていたところなんとか電話がつながりお迎えOKとのお返事が!
いやぁ、よかったです。
みなさん、もしニューカレドニアでタクシーに乗る際は時間にお気をつけくださいね!
翌朝なんとかフェリーに乗り込み、イルデパンまで2時間ほどの船旅です。
朝が早かったので途中でウトウトしてしまい目が覚めると…
海の色が!!
ヌメアも綺麗でしたがイルデパンの美しさは言葉も出ないほどでした!!
宝石に例えるならパライバトルマリン。寝不足の体も一気に目が覚めました!
フェリーの上から↑
ターミナルから10分程歩いたところにあるクトビーチに面するホテル・クブニーに滞在しました。
上の写真の対岸に見える砂浜のあたりです。
ホテルの目の前は穏やかで白浜の美しいビーチで、極細のパウダーサンドは素足で歩けば感動間違いなしです!
併設のバーは宿泊客以外でも利用可能で、ビールもたしか1000円くらいと東京に比べるとそんなに割高感はなく嬉しい限り。
滞在中はとにかくこのバーが気に入ってよく利用してました♪
暑いですが朝食もテラスでいただけます。
ホテルの裏側にはこれまた綺麗なカヌメラビーチがあります。
少し泳いで行くと小さな島のような岩があり、そのまわりには見たこともない色鮮やかなお魚がたくさん!
シュノーケリングをするならこちらがおすすめです。
この透明度…波打ち際でもお魚が見えます。
ニューカレドニアにはそこにしか生息しない生物がたくさんいるそうで、ひとたび海に潜ればそこは水族館の世界。
その素晴らしさはまた次回「Piscine naturelle 天然のプール」のご紹介でお伝えしますね!
[アトリエ製作現場 ジュエリーリフォーム 修理・お手入れ 最新のお知らせ]チプカシをリメイク!メッシュベルトに交換してみました
こんにちは、クラフトマンの佐藤です。
只今3歳と1歳の育児中なのですが、子供をみているとスマホで時間を確認するより、サッと見れる腕時計が重宝します。
子供を抱っこしたりするので、あまりゴツゴツしたデザインではなくシンプルで薄く、軽いものがいいな~と探していました。
そしてすぐ汚れたり、壊されたりする(サングラスのテンプル部分は何本か折られました。。)のでお手頃なものがいいなと。
そこでCASIOののMQ-24-9Eにしました。いわゆるチプカシです。
ゴールドの文字盤で、薄くシンプルなデザインで、どんなスタイルにも合いそうです。
しかし、ゴムベルトって夏場は蒸れるんですよね。。
蒸れにくそうなものを探して、ステンレスのメッシュベルトを購入して、交換することにしました。
しかしベルト幅が若干合いません。チプカシは16mm、メッシュベルトは18mmです。
合わないならば、合わせてしまえ!ということで、まずは寸法を合わせるために、
両端を1mmずつ糸鋸で切ります。
切ったところをヤスリで整えます。
そして外したピンを付け直して、文字盤に取り付けます。
これで完成です!初めてにしては思いのほか良く出来たかと思います。
ベルトを交換するだけで、印象が変わりますよね。
ジュエリーも石を入れたりやテクスチャーを変えるだけでがらりと雰囲気が変わります。
お家で眠っているジュエリーがありましたら、リメイクで生まれ変わりす。
是非一度アダンにご相談下さい。